特許
J-GLOBAL ID:200903070291433999

地下汚染物質の除去方法および地下汚染物質の除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104379
公開番号(公開出願番号):特開平7-284753
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 地下水位より上部の土壌間隙中にある揮発性の汚染物質と地下水中に混入した汚染物質とを、単一の井戸から抽出して除去するとともに、汚染物質を含む気体もしくは地下水を抽出する期間または抽出量の制御を可能とする。【構成】 汚染物質が存在する地盤に井戸穴1を穿設し、自然地下水面の上方から下方にかけて周面に開孔2aを有する多孔管2を挿入・設置する。この多孔管2内を減圧吸引して土壌間隙中の気体を抽出するとともに、多孔管2内に流入する地下水を揚水ポンプ5で排出する。このとき揚水ポンプ5の揚水圧は多孔管2内に作用させる吸引圧より大きいものとする。また、井戸穴1および多孔管2は地下水を含む層22の下にある不透水層23に達するように設け、多孔管2は先端付近にも開孔2aを備えるものとするのが望ましい。
請求項(抜粋):
土壌の間隙中および地下水に汚染物質が存在する地盤に井戸穴を穿設する工程と、自然地下水面の上方から下方にかけて周面に開孔を有する多孔管を、前記井戸内に挿入して設置する工程と、前記多孔管内の気体を減圧吸引して、地下水面より上方の土壌間隙中に存在する気体を、前記開孔から前記多孔管内に導入し、さらに地表面上に抽出する工程と、前記多孔管内の地下水面下に揚水ポンプを配設し、前記多孔管内に作用させる吸引圧よりも大きい揚水圧で、前記多孔管内の地下水を地表面上に圧送する工程と、地表面上に抽出された前記気体および地表面上に圧送された前記地下水に含まれる汚染物質を処理する工程とを含むことを特徴とする地下汚染物質の除去方法。
IPC (2件):
B09C 1/04 ZAB ,  E21B 43/00

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