特許

J-GLOBAL ID：200903070291965591

エンジンの吸気流制御装置

発明者： 工藤 秀俊 ,  山本 博之 ,  寺下 敏幸 ,  太田 統之 ,  稲目 力
出願人/特許権者： マツダ株式会社
代理人 (1件)： 村田 実
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-194940
公開番号（公開出願番号）：特開平6-010680
出願日： 1992年06月29日
公開日（公表日）： 1994年01月18日
要約：

【要約】【目的】エンジンの運転状態に応じた最適な吸気旋回流を形成する。【構成】吸気ポ-ト2、3からの吸気状態を変更して、縦渦(タンブル)を形成する状態と、縦渦と横渦(スワ-ル)とが合成された斜め渦を形成する状態とが得られる。エンジン低回転時には、縦渦を形成すると共に、負荷の増大に伴って縦渦が弱くされていく。エンジン回転数の上昇に伴って、吸気旋回流の総角運動量を低下させつつ、横渦の成分が徐々に増大されていく。

請求項（抜粋）：

吸気ポ-トからの吸気供給状態を変更することにより、シリンダ内における吸気旋回流の旋回状態を変更する旋回状態変更手段と、エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、前記両検出手段からの出力を受け、前記旋回状態変更手段を制御して、エンジン低回転時には前記旋回流を縦渦とすると共に負荷の増大に伴なって該縦渦の角運動量を低下させ、エンジン回転数の上昇に伴って前記旋回流の総角運動量を低下させながら該旋回流の横渦成分を増大させる旋回流制御手段と、を備えていることを特徴とするエンジンの吸気流制御装置。