特許
J-GLOBAL ID:200903070299246764

連続鋳造用溶鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大関 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090376
公開番号(公開出願番号):特開平7-300614
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、製品板での表面形状の良好化と内質欠陥の低減を図るべく、溶鋼中の介在物量を大幅に低減し得る連続鋳造用溶鋼製造方法を提供する。【構成】 転炉内において、CaOを投入し、スラグを固化させ、出鋼中のスラグ流出を防止し、鍋上スラグ量を溶鋼に対して0.1%以下に低減させ、鍋上スラグに均一にAlを散布してスラグ中FeOを3%以下に改質し、さらに、ガス吹込み用ランスにより不活性ガスと共にCaO:Al2 O3 の比が0.66〜1.5で、両者の含有量が70%以下であり、残りはSiO2 およびMnOの何れか1種または2種を30%以上含有し、融点が1450〜1550°C内にあり、粒径が50〜1000μm φのフラックスを吹付けて、溶鋼中のスラグ系介在物と合体浮上させ、該介在物を無害化するとともに介在物量を低減させる。
請求項(抜粋):
連続鋳造用溶鋼を溶製するに当たり、転炉内にCaOを投入してスラグを固化させた後、取鍋に出鋼して取鍋上スラグ量を溶鋼に対して0.1%以下にし、取鍋上スラグに均一にAlを散布してスラグ中FeOを3%以下に改質し、ガス吹込み用ランスによりAr、N2 等の不活性ガスと共にCaO:Al2 O3 の比が0.66〜1.5で、両者の含有量が70%以下であり、残りはSiO2 またはMnOの何れか一方あるいは両者を30%以上含有し、融点が1450〜1550°C内にあり、粒径が50〜1000μmφのフラックスを吹付け、溶鋼中に浮遊しているCaO-Al2 O3 スラグ系介在物と合体浮上させて、該介在物を無害化するとともに介在物量を低減させることを特徴とする連続鋳造用溶鋼の製造方法。
IPC (2件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/00

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