特許
J-GLOBAL ID:200903070299422783

灰加熱脱塩素化装置とその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 信一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-060046
公開番号(公開出願番号):特開2002-263605
出願日: 2001年03月05日
公開日(公表日): 2002年09月17日
要約:
【要約】【課題】被処理灰の加熱に際して、入口側においては、出口側と同等若しくはそれ以上の熱量、即ち、必要熱量の大部分を供給し、ダイオキシン類の合成温度域を迅速に通過させ、ダイオキシン類の発生を抑制でき、出口側においては、ダイオキシン類の熱分解温度以上、かつ、高温腐蝕域以下の温度を極力低く維持して、加熱管の高温腐蝕を回避しながら、被処理中のダイオキシン類を加熱分解できる灰加熱脱塩素化処理装置を提供する。【解決手段】 被処理灰を加熱管内で加熱して、ダイオキシン類を熱分解する灰加熱脱塩素化装置において、筒型又は角型の加熱部内で回転する加熱管を加熱する加熱ユニットを軸方向に沿って複数設け、入口側の加熱能力を出口側よりも大きくすると共に、入口側の加熱ユニットを加熱部の入口側温度に基づいて制御し、出口側の加熱ユニットを出口側の脱塩素化灰の温度に基づいて制御する。
請求項(抜粋):
筒型又は角型の加熱部と、該加熱部内にその軸方向に沿って設けられた一本乃至複数本の加熱管と、該加熱管を回転させる駆動装置と、前記加熱管内に被処理灰を供給する供給装置と、加熱脱塩素化処理後の脱塩素化灰を分解ガスと分離して排出する灰排出装置とからなる灰加熱脱塩素化装置において、前記加熱管を加熱する加熱ユニットを前記加熱部の軸方向に沿って複数段設け、被処理灰の入口側の加熱ユニットの加熱能力を、出口側の加熱ユニットの加熱能力よりも同等又は大きく形成すると共に、前記入口側の加熱ユニットを前記加熱ユニット各々に設けた温度センサの検出値に基づいて制御し、前記出口側の加熱ユニットを出口側の脱塩素化灰の温度を計測する温度センサの検出値に基づいて制御する制御手段を設けて形成したことを特徴とする灰加熱脱塩素化装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  A62D 3/00 ZAB ,  F23J 1/00
FI (4件):
A62D 3/00 ZAB ,  F23J 1/00 A ,  B09B 3/00 303 L ,  B09B 3/00 ZAB
Fターム (19件):
2E191BA12 ,  2E191BB00 ,  2E191BD12 ,  3K061AA08 ,  3K061AB02 ,  3K061AC03 ,  3K061BA04 ,  3K061DA17 ,  3K061EB19 ,  4D004AA36 ,  4D004AA37 ,  4D004AB07 ,  4D004CA24 ,  4D004CB05 ,  4D004CB09 ,  4D004CB42 ,  4D004DA01 ,  4D004DA02 ,  4D004DA06

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