特許
J-GLOBAL ID:200903070303703334
プラント余寿命管理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-268736
公開番号(公開出願番号):特開2000-097815
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月07日
要約:
【要約】【課題】部品交換およびスキンカットの履歴をデータとして用いることにより、プラントの運用状態に基づいて機器の余寿命を推定し、適切な保守計画の策定のための支援情報を得る。【解決手段】起動停止回数および運転時間等を記憶する寿命評価データ記憶部と、設備機器の部品交換時刻、回数等を記憶する交換実績データ記憶部と、設備機器の部位毎に行われたスキンカットの時刻等を記憶するスキンカット実績データ記憶部と、寿命評価時までの機器の運転時間等を算出する経年パラメータ算出部と、疲労損傷率φfの増加率、クリープ損傷率φcの増加率を算出する劣化傾向予測部と、疲労損傷率φfおよびクープ損傷率φcの増加率を用い、線形破壊力学に基づいて設備機器の部位毎に余寿命を算出する余寿命予測部とを具備する。
請求項(抜粋):
プラントの運転履歴およびそのプラント設備機器の損傷等による寿命評価データを蓄積し、それに基づいて前記設備機器の劣化傾向を予測することにより、前記設備機器の保修スケジュール策定のための支援情報を得るプラント余寿命管理装置であって;前記設備機器の部位毎に寿命評価を行うことで求められた疲労損傷率φfおよびクリープ損傷率φcと、その寿命評価を行った時刻と、プラント運転開始からその寿命評価時までの起動停止回数および運転時間とを記憶する寿命評価データ記憶部と;前記設備機器の部品交換が行われた時刻と、プラント運転開始からその部品交換時までの起動停止回数および運転時間とを記憶する交換実績データ記憶部と;前記設備機器の部位毎に行われたスキンカットの時刻と、プラント運転開始からそのスキンカット時までの起動停止回数および運転時間とを記憶するスキンカット実績データ記憶部と;前記寿命評価時以前の最新のスキンカットからその寿命評価時までのスキンカットの対象となる部位の起動停止回数と、前記寿命評価時以前の最新の部品交換時からその寿命評価時までの機器の運転時間とを算出する経年パラメータ算出部と;前記寿命評価時以前の最新の部品交換またはスキンカットからの起動停止回数に対する前記疲労損傷率φfの増加率を算出するとともに、前記寿命評価時以前の最新の部品交換からの運転時間に対する前記クリープ損傷率φcの増加率を算出する劣化傾向予測部と;この劣化傾向予測部により算出される前記疲労損傷率φfおよび前記クープ損傷率φcの増加率を用い、線形破壊力学に基づいて前記設備機器の部位毎に余寿命を算出する余寿命予測部と;を具備することを特徴とするプラント余寿命管理装置。
IPC (3件):
G01M 19/00
, G01D 21/00
, G05B 23/02
FI (4件):
G01M 19/00 Z
, G01D 21/00 Q
, G05B 23/02 R
, G05B 23/02 T
Fターム (10件):
2F076BA18
, 2F076BE04
, 2G024AD33
, 2G024BA12
, 5H223AA03
, 5H223EE06
, 5H223EE30
, 5H223FF06
, 5H223FF08
, 5H223FF09
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