特許
J-GLOBAL ID:200903070304867950
モータ速度制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282811
公開番号(公開出願番号):特開平5-122970
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月18日
要約:
【要約】【目的】モータの電流制御ループを省略しても外乱トルク推定の精度を高く保持すること、また簡単な構成により高い周波数及び不特定な低周波の速度変動を同時に抑制すること【構成】電圧制御ループのモータ速度制御装置にオブザーバ方式のトルク外乱補償手段30内に、外乱トルク推定値補正手段35を設け、速度検出値に一定ゲインを乗じて得られる値により外乱トルクの推定値を補正して、電圧制御ループに反映されない誘起電圧定数又は/及び粘性の影響を排除する。また、出力部にフィルタを有する外乱トルク補償手段30を設けた場合と、設けない場合の速度変動の比をRvとし、フィルタ関数をF(s)とすると、Rv=1-F(s)という単純な関係が成り立つことを利用し、フィルタの特性を、特定の高い周波数及び不特定な低周波の速度変動を同時に抑制するものに設定する。
請求項(抜粋):
モータの速度検出値を速度指令値に一致させるようにモータの電圧指令値を調節する速度制御手段と、前記電圧指令値に基づいて前記モータの入力電圧を制御するモータ駆動手段と、前記電圧指令値と前記速度検出値とを入力し、前記モータと該モータの負荷を模擬してなるモデルに基づいてトルク外乱の推定値を求め、該トルク外乱推定値を打ち消すように前記電圧指令値を補正する外乱トルク補償手段とを具備してなるモータ速度制御装置において、前記速度検出値を入力し、該速度検出値に応じて前記トルク外乱推定値を補正する外乱トルク推定値補正手段を設けたことを特徴とするモータ速度制御装置。
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