特許
J-GLOBAL ID:200903070311507340

コネクタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180896
公開番号(公開出願番号):特開平5-029042
出願日: 1991年07月22日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 高感度機器に用いられるコネクタ装置に関し、特に外部からの障害電波の侵入および、機器内で発生した不要輻射を除去する耐環境性に優れたフィルター内蔵のコネクタ装置に関するものである。【構成】 絶縁性の箱形ハウジング21に植設された複数個のコネクタピン23の細径端子部24に接触しないで貫通する複数個の小孔を有する金属板製皿状シャーシ27を底面壁22と平行に一定間隔をあけて保持し、この部分に位置するコネクタピンの可撓性を利用して、温度変化時にコネクタピンの上下保持部間に生じる寸法伸縮差による応力を吸収し、貫通コンデンサ31の破損を防止するものである。
請求項(抜粋):
絶縁性の箱形ハウジングと、細径端子部がハウジング底面壁の外側に突出するように植設された複数個のコネクタピンと、この底面壁の後方に一定の間隔をあけて平行に保持され、底面に上記コネクタピンの端子部を接触しないで貫通させる小孔があけられると共に後方全周に所定高さの壁部および接続用端子部を一体に有する金属板製皿状シャーシと、絶縁ハウジング底面壁と上記シャーシとの間で各コネクタピンの端子部にはめ込まれたフェライトコアと、上記シャーシの後方壁部内で、各コネクタピンの端子部とシャーシ底面の小孔の周囲にその上下面を半田付けすることにより導通固定された円板状の貫通コンデンサと、シャーシ後方壁の内側に充填硬化された樹脂と、開口部を除いた絶縁ハウジング外周を覆うと共にシャーシの接続用端子部と導通されたシールドケースから成るコネクタ装置。

前のページに戻る