特許
J-GLOBAL ID:200903070320395147
タンクベント装置の機能性の空圧試験方法および容器の空圧気密試験方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270017
公開番号(公開出願番号):特開平9-133598
出願日: 1996年10月11日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 燃料タンクのクリープ効果を排除し漏洩の確実な診断が可能となるように,タンクベント装置の機能性の空圧試験方法を改善する。【解決手段】 燃料タンクKTに接続されかつ遮断弁AVにより遮断可能な通気管を有する吸着フィルタAFと,および弁配管を介して接続されているタンクベント弁TEVとを備え,タンクベント弁及び遮断弁を閉めた状態でタンクベント装置に所定の診断用正圧または負圧が加えられ,それに続いて行われる正圧ないし負圧の低下勾配測定に基づいて気密性が診断される方法において,正圧ないし負圧に起因するタンクのクリープ効果を排除するために,所定の値だけ上回る他の正圧ないし負圧が加えられ,所定時間の経過後再び解放され,およびほぼ一定の診断用正圧ないし負圧がタンクベント装置内に形成されたときにはじめて正圧ないし負圧の低下勾配測定が行われる。
請求項(抜粋):
燃料タンクとくにプラスチック燃料タンクと,タンク接続配管を介して燃料タンクに接続されかつ遮断弁により遮断可能な通気管を有する吸着フィルタと,および弁配管を介して吸着フィルタに接続されているタンクベント弁とを備えたタンクベント装置の機能性の空圧試験方法であって,この場合タンクベント弁を閉めかつ遮断弁を閉めた状態で前記タンクベント装置に所定の診断用正圧または負圧が加えられ,それに続いて行われる正圧ないし負圧の低下勾配測定に基づいてタンクベント装置の気密性が診断される前記タンクベント装置の機能性の空圧試験方法において,タンクベント装置にまず診断用正圧ないし負圧を所定の値だけ上回る他の正圧ないし負圧が加えられることと,この他の正圧ないし負圧が所定時間の経過後再び解放されることと,およびほぼ一定の診断用正圧ないし負圧がタンクベント装置内に形成されたときにはじめて正圧ないし負圧の低下勾配測定が行われることと,を特徴とするタンクベント装置の機能性の空圧試験方法。
IPC (2件):
FI (2件):
G01L 11/00 A
, B60K 15/02 G
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