特許
J-GLOBAL ID:200903070328127737

引き戸用錠及び引き戸の開放施錠機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-007846
公開番号(公開出願番号):特開2000-204811
出願日: 1999年01月14日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】引き違い戸を簡単な操作で容易に解錠できないように施錠する錠と、引き戸を一定の狭小幅で開放した状態で施錠で機構を提供する。【解決手段】引き戸22に、外筒3を固定し、錠前7のシリンダ8を軸線方向移動自在に挿入し、錠前7と外筒3との間に、軸線方向復帰用のばね11を挿入する。錠前7のロータ9に鎖錠ロッド13を結合し、それの端部外周の一部に半径方向に膨出した係合部13cを形成する。係合部13cが特定の軸周り回転角度位置で、引き戸21上の係合孔2aに合致してこれに挿通され、他の回転角度位置では係合孔2aから抜け止めされる。キーを錠前7に挿入して、鎖錠ロッド13ともろとも軸線方向に外筒3内へ押し込みつつ、ロータ9と共に鎖錠ロッド13を所定角度回転させ、鎖錠ロッド13の係合部13cを他方の引き戸21の係合孔2aに係合させて施錠する。
請求項(抜粋):
引き戸に取り付けられ、この引き戸と平行に重なる他の引き戸等の拘束対象との間を拘束する錠であって、前記拘束対象に軸線を向けて前記引き戸に固定される外筒と、シリンダと、このシリンダに対してキーの挿入によって所定角度回転可能に組み込まれたロータとを具備し、シリンダが、ロータもろとも前記外筒内に軸線方向移動自在に係合された錠前と、この錠前と前記外筒との間に挿入された軸線方向復帰用のばねと、一端において前記錠前のロータに結合され、他端側には外周の一部に半径方向に膨出した係合部を備え、この係合部が特定の軸周り回転角度位置において前記他方の引き戸に形成された係合孔に合致してこれに挿通され、他の軸周り回転角度位置においては係合孔から抜け止めされるように配置された鎖錠ロッドとを具備し、前記キーを前記錠前に挿入して、前記鎖錠ロッドともろとも軸線方向に外筒内へ押し込みつつ、前記ロータと共に鎖錠ロッドを所定角度回転させることにより、鎖錠ロッドの係合部を前記拘束対象の係合孔に係合させて施錠するようにしたことを特徴とする引き違い戸用錠。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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