特許
J-GLOBAL ID:200903070345632267

レーザ測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-223495
公開番号(公開出願番号):特開平8-086869
出願日: 1994年09月19日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 移動する目標からの受信信号を距離変化量分アドレスをシフトして加算することで加算によるピーク位置の変動、S/Nの低下を防止し、高精度で受信信号のピーク位置を求めることで高精度の測距可能なレーザ測距装置を得る。【構成】 粗カウンタ19でA/D変換器2の変換周波数より低い周波数でスタートパルス17とストップパルス22の時間間隔をカウントし、距離予測フィルタ20で過去の粗カウンタ出力23から距離変化量24を求め、フェーズシフタ21でメモリ5に記憶されている前回の加算結果を距離変化量24に相当する量のアドレスをシフトして加算器3でA/D変換された受信信号9と加算する。
請求項(抜粋):
目標にパルスレーザ光を照射してからその反射光を受信するまでの時間差から距離を計測するレーザ測距装置において、反射光を受信しアナログ電気信号変換及び増幅を行う受信回路と、スタート発生器からスタートパルスが出力されたタイミングで前記受信回路の出力をデジタル信号に変換するA/D変換器と、メモリのアドレスを距離予測フィルタで求めた距離変化量に相当する量だけシフトして出力するフェーズシフタと、前記フェーズシフタの出力と前記A/D変換器の出力を加算する加算器と、前記加算器の出力を記憶するメモリと、前記加算器の加算回数をカウントする加算回数カウンタと、前記加算回数カウンタから加算が完了したことを示す加算完了信号が出力された時点での前記メモリのデータのピーク位置を求め目標までの距離を計算する距離計算機と、前記受信回路の出力を二値化し目標からの反射光を受信したタイミングを示すストップパルスを発生する二値化回路と、パルスレーザ光を目標に照射するレーザ発振器と、前記レーザ発振器から照射されたパルスレーザ光を検出しそのタイミングを示すスタートパルスを発生するスタート発生器と、前記A/D変換器の変換周波数より低い周波数でスタートパルスとトップパルスの時間間隔をカウントする粗カウンタと、前記粗カウンタの出力をもとに次のパルスレーザ光の照射タイミングでの移動目標の距離及び距離変化量を予測する距離予測フィルタとを有することを特徴とするレーザ測距装置。

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