特許
J-GLOBAL ID:200903070348234750

熱可塑性合成樹脂の熱溶解溶融装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-042621
公開番号(公開出願番号):特開平6-154692
出願日: 1991年02月13日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 熱可塑性合成樹脂を溶融してホットメルト接着剤とし、被塗布基材に塗布することができる熱可塑性合成樹脂の熱溶融溶解装置の提供。【構成】 ホッパー1、予熱用溶融器2、加温用溶融器3、高温溶融器4、蓋体5、外装断熱部材6、不活性ガス封入手段7、塗工手段8で構成され、ホッパー内部に邪魔板を兼ねた案内板を設け、予熱用溶融器内部に中裁断用の邪魔板を兼ねた予熱用フィンを設け、加温用溶融器内部に細裁用の碁盤目状の加温用フィンを設け、不活性ガス雰囲気において、固形熱可塑性合成樹脂の塊を徐々に熱溶融できるので、酸化、炭化、硬化、劣化させずに溶融してホットメルト接着剤を被塗布基材に塗布することができ、また案内板、予熱用フィンの熱源を加熱しないで運転し、細粒状の固形熱可塑性合成樹脂であっても一台で熱溶融できる。
請求項(抜粋):
上面及び下面を開放した中空内部に下方の流れに沿って粗裁断用の邪魔板を兼ねた案内板を設け、該案内板の適所に必要に応じて加熱する熱源を埋設してなるホッパーと、前記ホッパーの下方に位置し、上面及び下面を開放した中空内部に下方の流れに沿って中裁断用の邪魔板を兼ねた予熱用フィンを設け、該予熱用フィンの適所に必要に応じて加熱する熱源を埋設してなる予熱用溶融器と、前記予熱用溶融器の下方に位置し、上面及び下面を開放した中空内部に下方の流れに沿って細裁用の碁盤目状の邪魔板を兼ねた加温用フィンを設け、適所に熱源を埋設してなる加温用溶融器と、前記加温用溶融器の下方に位置し、熱可塑性合成樹脂を熱溶融する加熱フィンを適所に設けた流動容易なる漏斗状貯溜凹所を有し、熱源を埋設してなる高温溶融器と、前記ホッパーの上面を閉じて内部を気密する蓋体と、外部への熱放散を防止して溶融器内を適正な温度に保ち且つ火傷防止のために、溶融器の表面との間に断熱空間部を設けて施した外装断熱部材と、不活性ガスを溶融器内部に供給する供給ラインと、その内部に充満する気体を排気する排気ラインとで構成された不活性ガス封入手段と、マイクロプロセッサー等の温度制御手段にて溶融器内を適正な温度に制御し、必要適正な温度に溶融した熱可塑性合成樹脂を、自動制御可能なサーボモーターを連結したギアポンプにより必要なる適正量を一定量及び必要な圧力にて、先端に加温付き塗工ノズルを有するヒートホースに送液でき、サーボモーターの自動制御用コントローラーにてギアポンプの自動停止及び自動可変が可能な塗工手段と、よりなる熱可塑性合成樹脂の熱溶融溶解装置。

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