特許
J-GLOBAL ID:200903070353851938

画像方向性適応型テンポラル処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-129671
公開番号(公開出願番号):特開平9-312787
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 従来のテンポラル処理装置は画像の有する方向性に関係なく、一様な処理が行われていたため、方向性をもつ絵柄に対しては、折り返し、ノイズなどの妨害信号と画像信号との分離が難しかった。【解決手段】 本発明によるテンポラル処理装置は2次元周波数特性に特定の方向依存性をもつ少なくとも1個のフィルタを含む統合低域通過フィルタ部1と、2次元周波数特性に特定の方向依存性をもつ統合高域通過フィルタ部11と、その統合高域通過フィルタ部の出力信号に対し外部から入力される画像方向性情報に基づいてテンポラルフィルタ処理して高域成分を適応的に減衰させた信号を出力するテンポラル処理部2と、そのテンポラル処理部の出力信号に上記統合低域通過フィルタ部1の出力信号を加算し、得られた加算出力信号を本発明画像方向性適応型テンポラル処理装置の出力信号として出力する加算器12とを含んで構成されている。
請求項(抜粋):
2次元周波数特性に特定の方向依存性をもつ少なくとも1個のフィルタを含む統合低域通過フィルタ部と、2次元周波数特性に特定の方向依存性をもつ統合高域通過フィルタ部と、該統合高域通過フィルタ部の出力信号に対し外部から入力される画像方向性情報に基づいてテンポラルフィルタ処理して高域成分を適応的に減衰させた信号を出力するテンポラル処理部と、該テンポラル処理部の出力信号に前記統合低域通過フィルタ部の出力信号を加算し、得られた加算出力信号を画像方向性適応型テンポラル処理装置の出力信号として出力する第1の加算器とを含んでいることを特徴とする画像方向性適応型テンポラル処理装置。

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