特許
J-GLOBAL ID:200903070356968461

呼出しカウンタ付きプロセス間相互呼出し方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-324084
公開番号(公開出願番号):特開平5-134885
出願日: 1991年11月13日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 プロセス間通信を実現する方式で、相互に通信要求があった場合のみ、通信処理が実行される。相互に呼び出しがあったかどうかを知る手段としてカウンタを用い、呼び出しの回数も制御して、呼出/呼ばれ処理を一本化することである。【構成】 プロセスA(1)がプロセスB(2)を呼出し(CallB4)プロセスBのカウンタAを1加算する(5)、プロセスA(1)は自プロセスのカウンタBを調べ0を確認して(6)待ち状態に入る(7)。プロセスBがプロセスAをCall(8)してカウンタBを1加算すると(9)プロセスAはカウンタA,Bが共に1から判断して処理を復帰再開する(10)。プロセスBはその間処理を中断し(11)プロセスA,B間の通信処理が実行される(12)ものである。
請求項(抜粋):
複数の処理単位であるプロセスが実行する情報処理装置に於けるプロセス間で呼出しを行なう際の制御において、各プロセスに対し呼出しを行なった時点でのレジスタ値等の実行環境を保存するエリアと、呼出しをどのプロセスから受けたかを保持する手段としての呼出しカウンタを有し呼出し相手の前記呼出しカウンタに呼出したことを保存するためカウンタを1加算し、相手からの呼出しを自プロセスの前記呼出しカウンタの状態から判断し、相手から呼ばれていれば、相手プロセスの前記レジスタ値等の実行環境を保存するエリアから相手の実行環境を復帰し相手プロセスの特定の処理に制御を移すことを特徴とする呼出しカウンタ付きプロセス間相互呼出し方式。

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