特許
J-GLOBAL ID:200903070363011253

EL表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-170162
公開番号(公開出願番号):特開平9-073282
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 電荷回収を行い少なくとも2段階に昇圧する回路の構成を簡易にし、かつ変調電圧をコンデンサ電荷蓄積量に影響されず安定させる。【解決手段】 走査側ドライバIC2、3、データ側ドライバIC4を有してEL表示パネル1をマトリクス駆動するものにおいて、データ電圧供給回路7を、電荷回収用コンデンサ71およびスイッチング素子72、73にて構成し、EL素子の発光駆動前にスイッチング素子72をオフ、73をオンして、電荷回収用コンデンサ71に回収された電荷によりEL素子に充電を行い、発光駆動時にスイッチング素子72をオン、73をオフして、変調電圧VmをEL素子に印加する。そして、発光駆動後にスイッチング素子72をオフ、73をオンして、EL素子に充電された電荷を電荷回収用コンデンサ71に回収させる。
請求項(抜粋):
複数の走査電極(201、301、202、302、...)と複数のデータ電極(401、402、403、...)とが行列配置され、走査電極とデータ電極が交差する位置にEL素子(111、112、...121、...)が形成されたEL表示パネル(1)と、正負のフィールド毎に異なる極性にて前記複数の走査電極に走査電圧を順次印加する走査電極駆動回路(2、3)と、前記複数のデータ電極にデータ電圧を印加するデータ電極駆動回路(4)と、前記走査電圧と前記データ電圧を前記走査電極駆動回路と前記データ電極駆動回路にそれぞれ供給する電圧供給回路(5〜7)を備え、前記走査電圧と前記データ電圧により前記EL素子を選択的に発光させるようにしたEL表示装置において、前記電圧供給回路は、前記走査電圧との関係で前記EL素子を発光または非発光させる変調電圧(Vm)を前記データ電圧の1つとして前記データ電極駆動回路に供給する回路(7、81)を有し、この回路は、前記変調電圧を出力する電源(81)と、前記電源と前記データ電極駆動回路の間の電源線に設けられた第1のスイッチング手段(72)と、前記第1のスイッチング手段と前記データ電極駆動回路の間の接続点と、接地間に直列に設けられた、電荷回収用コンデンサ(71)と第2のスイッチング手段(73)とを有し、前記EL素子の発光駆動前に、前記第1のスイッチング手段がオフ、前記第2のスイッチング手段がオンして前記電荷回収用コンデンサに回収された電荷により前記データ電極駆動回路を介して前記EL素子に充電を行い、前記EL素子の発光駆動時に、前記第1のスイッチング手段がオン、前記第2のスイッチング手段がオフして前記電源からの前記変調電圧を前記データ電極駆動回路に供給し、前記EL素子の発光駆動後に、前記第1のスイッチング手段がオフ、前記第2のスイッチング手段がオンして前記EL素子に充電された電荷の一部を前記データ電極駆動回路を介して前記電荷回収用コンデンサに回収させるようにしたことを特徴とするEL表示装置。
IPC (2件):
G09G 3/30 ,  H05B 33/08
FI (2件):
G09G 3/30 J ,  H05B 33/08

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