特許
J-GLOBAL ID:200903070366492821

液晶表示素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-309404
公開番号(公開出願番号):特開平5-143025
出願日: 1991年11月25日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 カイラルスメクティック液晶を用いた液晶表示装置に関し、明から暗状態への電圧の立ち下がりを高速化して、高速に大容量表示が行えるマトリックス方式液晶表示装置を提供する。【構成】 書き込み電圧印加の直前に、第1の安定状態から第2または第3の安定状態への遷移のしきい値以下でありかつ前記書き込み電圧を構成する一方のパルスと逆極性のパルスを1個以上含む消去用パルス電圧を印加する。
請求項(抜粋):
走査電極を表面に有する第一の透明基板と、信号電極を表面に有する第二の透明基板を走査電極と信号電極がほぼ直交するように対向配設し、前記両電極間にカイラルスメクティック液晶を封入し、前記走査電極と前記信号電極の交点を表示画素とし、走査電極を順次走査して一走査期間選択状態にし、信号電極には走査電極の選択電圧に同期して、選択表示画素の表示状態をONまたはOFFにする信号電圧を印加して表示を行なう際に、透過光量と印加電圧との関係においてすくなくとも3つの安定状態、すなわち電圧を無印加とした第1の安定状態と、この第1の安定状態から正の極性の電圧を加えることにより遷移する第2の安定状態と、第1の安定状態から負の極性の電圧を加えることにより遷移する第3の安定状態とからなり、前記第1の安定状態が低透過光状態(OFF)となり第2および第3の安定状態が高透過光状態(ON)となるように前記透明基板の外側にほぼ直交する一対の偏光板を配置した液晶表示素子を用い、線順次走査における選択期間において、選択画素がONのときには、選択画素に第1の安定状態から第2または第3の安定状態への遷移のしきい値以上の書き込み電圧を印加し、選択画素がOFFのときには、選択画素に第1の安定状態から第2または第3の安定状態への遷移のしきい値以下の書き込み電圧を印加するとともに、前記書き込み電圧は適当に選択したバイアス電圧を中心とした一対のパルスから構成され、前記書き込み電圧印加の直前に、第1の安定状態から第2または第3の安定状態への遷移のしきい値以下でありかつ前記書き込み電圧を構成する一方のパルスと逆極性のパルスを1個以上含む消去用パルス電圧を印加することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
IPC (2件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 560

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