特許
J-GLOBAL ID:200903070368885243

内燃機関排ガスの定流量希釈サンプリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-262837
公開番号(公開出願番号):特開平10-111222
出願日: 1996年10月03日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】内燃機関排ガスの定流量希釈サンプリング装置において、連続ガス分析やバッグサンプリングに応じて希釈排ガスの全流量を自動的にかつ正確に算出し得るようにする。【解決手段】連続ガス分析用電磁弁19およびバッグサンプリング用電磁弁23がいずれもオフ状態であるときには、メイン臨界流量ベンチュリ9の流量係数、圧力検出器13および温度検出器14の検出値に基づいてメイン通路1を流通する全希釈排ガスの流量が流量積算手段48で演算され、、前記電磁弁19,23の少なくとも一方がオン状態となったときにはオン状態となっている電磁弁に対応する臨界流量ベンチュリおよびメイン臨界流量ベンチュリ9の流量係数、圧力検出器13および温度検出器14の検出値に基づいて全希釈排ガスの流量が流量演算手段48で演算される。
請求項(抜粋):
内燃機関の排ガスおよび希釈空気を混合して希釈排ガスを得る混合部(2)およびメインガス吸引手段(3)間を結ぶメイン通路(1)と、該メイン通路(1)の途中に設けられるメイン臨界流量ベンチュリ(9)と、メイン臨界流量ベンチュリ(9)の上流側でメイン通路(1)から連続ガス分析用の希釈排ガスを吸引可能である連続ガス分析用通路(18)と、前記連続ガス分析用の希釈排ガスを流通せしめる連続ガス分析用臨界流量ベンチュリ(17)と、メイン臨界流量ベンチュリ(9)の上流側でメイン通路(1)からバッグサンプリング用の希釈排ガスを吸引可能であるバッグサンプリング用通路(22)と、前記バッグサンプリング用の希釈排ガスを流通せしめるバッグサンプリング用臨界流量ベンチュリ(21)と、メインガス通路(1)から連続ガス分析用通路(18)への希釈排ガスの吸引をオン・オフ制御する連続ガス分析用電磁弁(19)と、メインガス通路(1)からバッグサンプリング用通路(22)への希釈排ガスの吸引をオン・オフ制御するバッグサンプリング用電磁弁(23)と、メイン臨界流量ベンチュリ(9)の上流側でのメイン通路(1)の絶対圧力を検出する圧力検出器(13)と、メイン臨界流量ベンチュリ(9)の上流側でのメイン通路(1)の温度を検出する温度検出器(14)とを備える内燃機関排ガスの定流量希釈サンプリング装置において、連続ガス分析用電磁弁(19)およびバッグサンプリング用電磁弁(23)のオン・オフ作動を制御する作動制御手段(47)と、連続ガス分析用電磁弁(19)およびバッグサンプリング用電磁弁(23)がいずれもオフ状態であることを示す信号が作動制御手段(47)から入力されたときにはメイン臨界流量ベンチュリ(9)の流量係数、圧力検出器(13)および温度検出器(14)の検出値に基づいてメイン通路(1)を流通する全希釈排ガスの流量を演算するが連続ガス分析用電磁弁(19)およびバッグサンプリング電磁弁(23)の少なくとも一方がオン状態となったことを示す信号が作動制御手段(47)から入力されたときにはオン状態となっている電磁弁に対応する臨界流量ベンチュリおよびメイン臨界流量ベンチュリ(9)の流量係数、圧力検出器(13)および温度検出器(14)の検出値に基づいて全希釈排ガスの流量を演算する流量演算手段(48)とを含むことを特徴とする内燃機関排ガスの定流量希釈サンプリング装置。
FI (2件):
G01N 1/22 G ,  G01N 1/22 M

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