特許
J-GLOBAL ID:200903070370403116

耐圧合成樹脂管

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-358682
公開番号(公開出願番号):特開平5-180377
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 保管時及び輸送時には短尺で、使用時には少なくとも2倍以上の長さに伸ばし、接続連結箇所を2分の1以下に少なくし、必要に応じて曲率半径の小さい曲げ配管が可能な合成樹脂管を得ること。【構成】 三角形状若しくは台形形状の管壁を形成する両傾斜壁の山部側部分と谷部側部分との一部を可撓性のある樹脂素材部分とし、これらの可撓性のある樹脂素材部分によって一方の傾斜壁が管壁の山部側と谷部側とにおいて曲げ可能とされ、山部側の可撓性のある樹脂素材部分を通る中心線を越えて一方の傾斜壁が他方の傾斜壁に対して近接する方向に移行し、その姿勢を自己保持できる構造。【効果】 保管時や輸送時には、管を軸線方向に向かって加圧圧縮させて短尺にでき、使用時には、管の両端を保持して管軸方向に引っ張り長尺に復元でき、管端を管継手で順次接続連結し配管する。急角度の配管を必要とする場所では、小径側に位置する必要数の一方の傾斜壁だけを他方の傾斜壁に近接させて縮小姿勢とし、必要な曲げ姿勢とすることができる。
請求項(抜粋):
管壁(1)が螺旋凹凸波形状に形成されている合成樹脂管であって、当該管壁(1)の断面形状が略三角形状若しくは台形形状とされ、その山頂部(2)または管壁(1)を形成する両傾斜壁(3),(4)のうちの一方の傾斜壁(3)の山頂部(2)近く部分(2a)と、谷底部(5)または前記一方の傾斜壁(3)の谷底部(5)近く部分(5a)とが、部分的に可撓性のある樹脂素材で形成され、その他の部分の管壁(1)全体が硬質の樹脂素材で形成され、前記可撓性樹脂素材で形成されている山頂部(2)またはその近くの可撓性樹脂素材部分(2a)を支点(P)として前記一方の傾斜壁(3)が該支点(P)を通る中心線(s)を越えて他方の傾斜壁(4)に対して近接する方向に移行し、その近接姿勢を自己保持できる構造とされている耐圧合成樹脂管。
IPC (2件):
F16L 11/11 ,  B29D 23/00

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