特許
J-GLOBAL ID:200903070370404937

液体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-327946
公開番号(公開出願番号):特開平9-144805
出願日: 1995年11月24日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 大荷重の負荷によって弾性体13の過大変形が規制された状態での特定周波数領域の入力振動に対する優れた振動絶縁性を実現する。【解決手段】 仕切板15に主液室Aと副液室Bを連通する高周波オリフィスEが形成され、その内部には、主液室A内に突出した突起172を有する弁体171と、この弁体171を高周波オリフィスEの閉塞状態に付勢するコイルスプリング173と、弁体171の下面に加硫接着されたエラストマ製のストッパ174とからなる弁部材17が配置される。大荷重の負荷による弾性体13の変形に伴って下方変位した撹拌板16が突起172を押し下げると、弁体171が高周波オリフィスEを開放して低動ばね定数を実現する。
請求項(抜粋):
マウントケース(11)とボス(12)との間に一体的に設けられ円周方向に連続したエラストマからなる弾性体(13)と、前記マウントケース(11)に一体的に設けられたシート状のエラストマからなるダイアフラム(14)と、前記マウントケース(11)の内周に設けられて前記弾性体(13)側の主液室(A)と前記ダイアフラム(14)側の副液室(B)との間を仕切ると共に前記両液室(A,B)を互いに連通する高周波オリフィス(E)が開設された仕切板(15)と、前記主液室(A)内に配置され前記ボス(12)に連結された撹拌板(16)と、前記高周波オリフィス(E)に対して開閉自在に配置され常時閉弁方向に付勢された弁部材(17)と、を備え、この弁部材(17)は、所定の変位量を超えて変位された前記撹拌板(16)の当接によって開弁されることを特徴とする液体封入式マウント。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  B60K 5/12 F

前のページに戻る