特許
J-GLOBAL ID:200903070384710747

ウォッシュコートした熱衝撃抵抗性のある基体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-103684
公開番号(公開出願番号):特開平7-010650
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 熱衝撃抵抗性のウォッシュコート基体を製造する。【構成】 マイクロクラックおよび孔を有する多孔性焼結ボディを用意する。マイクロクラック内に緩衝液を導入する。この緩衝液のpHは、以下の工程におけるスラリーと緩衝液との接触によりゲルを形成するのに適した所定の値である。上記工程を終了したボディを、大きい表面積の酸化物または大きい表面積の酸化物前駆体、および緩衝液とスラリーとの界面にゲルを形成することのできるゲル形成剤からなるウォッシュコーティングスラリーと接触させて界面にゲルを形成させ、それによりスラリーがマイクロクラックに浸入するのを防ぐ。この工程を終了したボディを、ウォッシュコートした基体を形成するのに十分な時間と温度でか焼する。
請求項(抜粋):
ウォッシュコートした熱衝撃抵抗性のある基体を製造する方法であって、a) マイクロクラックおよび孔を有する多孔性焼結ボディを用意し、b) マイクロクラックおよび必要に応じて直径約5マイクロメータ未満のサイズを有する孔中に緩衝液を導入し、該緩衝液のpHは、以下の工程cで用いるスラリーと該緩衝液との接触によりゲルを形成させるのに適する所定の値であり、c) 上記工程bを終了したボディを、大きい表面積の酸化物または大きい表面積の酸化物前駆体、および前記緩衝液とウォッシュコーティングスラリーとの界面にゲルを形成することのできるゲル形成剤からなるウォッシュコーティングスラリーと接触させて前記界面のゲルを形成させ、それにより前記スラリーがマイクロクラックに浸入するのを防ぎ、d) 工程cを終了したボディを、ウォッシュコートした基体を形成するのに十分な時間と温度でか焼する、各工程からなることを特徴とする方法。
IPC (3件):
C04B 38/00 303 ,  B01J 37/02 301 ,  C04B 41/85

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