特許
J-GLOBAL ID:200903070393174238

ジアリールカーボネートの連続的製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-215023
公開番号(公開出願番号):特開平9-059225
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 高い反応収率、選択率およびエネルギー効率で、連続的にジアリールカーボネートを製造する方法を提供する。【解決手段】 2基の反応蒸留塔を用いて、触媒の存在下、ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロキシ化合物とを反応させて、アルキルアリールカーボネートを生成させ、さらに、アルキルアリールカーボネートからジアリールカーボネートを連続的に製造する際に、第1反応蒸留塔の塔上部から、副生する脂肪族アルコール及びアルキルアリールエーテルを未反応のジアルキルカーボネートと共に留出させ、これを中間留分抜き出し段のある蒸留塔に供給して精留し、中間留分抜き出し段から抜き出したジアルキルカーボネートを主体とする中間留分を第1反応蒸留塔に供給して再利用する。
請求項(抜粋):
触媒の存在下、第1反応蒸留塔において、塔上部から軽質留分を留去しながら、ジアルキルカーボネートと芳香族ヒドロキシ化合物とを反応させ、塔底からアルキルアリールカーボネートを含む反応液を回収し、次いで、触媒の存在下、第2反応蒸留塔において、この反応液をさらに反応させ、副生するジアルキルカーボネートを塔上部から留去して第1反応蒸留塔にリサイクルしつつ、塔底からジアリールカーボネートを含む反応液を回収するジアリールカーボネートの連続的製造方法において、第1反応蒸留塔の塔上部から、副生する脂肪族アルコール及びアルキルアリールエーテルを未反応のジアルキルカーボネートと共に留出させ、これを中間留分抜き出し段のある蒸留塔に供給して精留することにより、該蒸留塔上部から脂肪族アルコールを回収し、一方、該蒸留塔下部からアルキルアリールエーテルを回収すると共に、中間留分抜き出し段からジアルキルカーボネートを主体とする中間留分を抜き出し、該中間留分を第1反応蒸留塔に供給して再利用することを特徴とするジアリールカーボネートの連続的製造方法。
IPC (5件):
C07C 69/96 ,  B01J 27/135 ,  B01J 31/12 ,  C07C 68/06 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
C07C 69/96 Z ,  B01J 27/135 X ,  B01J 31/12 X ,  C07C 68/06 Z ,  C07B 61/00 300

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