特許
J-GLOBAL ID:200903070396057887
遠心分離機用ローターの一体成形方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-039057
公開番号(公開出願番号):特開2007-216491
出願日: 2006年02月16日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】超高速回転に安定的に耐え得る、繊維強化樹脂製の遠心分離機用ローターを、一体成形により提供すること。【解決手段】外周側壁部と底部とセンターボス部とからなる遠心分離機用ローターを一体成形する方法であって、外周側壁部には、円周方向に強化繊維が配向した一方向配列繊維強化材からなるプリプレグを用い、底部には、強化繊維の配向方向が回転軸を中心に円周方向にほぼ等間隔にずれて擬似等方性をなすように積層された複数枚のドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層体を用いる方法において、かかる両者のつなぎ目を、底部を構成する前記ドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層成形体のうち一部又は全部を、半径方向外周側に底部よりも延出して大きめにカットし、この延出部分にほぼ等間隔に複数の切り込みを入れ、この切り込みの入った延出部分を前記外周側壁部の下部に重ねて配置して成形することからなる一体成形方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外周側壁部と底部とセンターボス部とからなる遠心分離機用ローターであって、(1)主として円周方向に強化繊維が配向した一方向配列繊維強化材からなる繊維強化樹脂成形体から構成された外周側壁部と、(2)強化繊維の配向方向が回転軸を中心に円周方向にほぼ等間隔にずれて擬似等方性をなすように積層された複数枚のドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層成形体から構成された底部と、(3)繊維強化樹脂成形体から構成されたセンターボス部を一体的に結合成形してなる遠心分離機用ローターを成形するに際し、底部を構成する前記ドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層成形体のうち一部又は全部を、半径方向外周側に底部よりも延出して大きめにカットし、該延出部分にほぼ等間隔に複数の切り込みを入れ、該切り込みの入った延出部分を前記外周側壁部の下部に重ねて配置して成形することを特徴とする遠心分離機用ローターの一体成形方法。
IPC (2件):
FI (3件):
B29C67/14 G
, B29C67/14 P
, B04B7/08
Fターム (21件):
4D057AA03
, 4D057AC01
, 4D057AD01
, 4D057BA11
, 4D057BA43
, 4F205AA36
, 4F205AA39
, 4F205AH04
, 4F205HA08
, 4F205HA33
, 4F205HA34
, 4F205HA36
, 4F205HA37
, 4F205HA45
, 4F205HA46
, 4F205HB01
, 4F205HC02
, 4F205HC05
, 4F205HC17
, 4F205HL12
, 4F205HL15
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特公表2002-504035号公報
-
回転体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-368132
出願人:東邦レーヨン株式会社
審査官引用 (1件)
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回転体
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-368132
出願人:東邦レーヨン株式会社
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