特許

J-GLOBAL ID：200903070397048490

ガス検知材およびその製造方法

発明者： 茂木 淳一
出願人/特許権者： 株式会社ユニシアジェックス
代理人 (1件)： 広瀬 和彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-155277
公開番号（公開出願番号）：特開平8-005594
出願日： 1994年06月14日
公開日（公表日）： 1996年01月12日
要約：

【要約】【目的】 NOガスまたはNO2 ガス等に対するガス感度を向上させ、応答性を高めるようにしたガス検知材およびその製造方法を提供する。【構成】 第1工程で合成樹脂製ポット内にプロパノール、酸化ランタン(La2O3 )、酸化銅(Cu O)およびジルコニアボールを入れてボールミルによる湿式混合を行うと共に、塩化第二白金酸(H2 Pt Cl6・6H2 O)を少量添加し酸化ランタン、酸化銅および塩化第二白金酸からなる混合物を調製する。次に、第2工程で前記混合物中から溶媒であるプロパノールを除去し、この混合物を粉体状に乾燥させ、第3工程でこの混合物を仮焼成し、第4工程で混合物を再びプロパノール等の溶媒中で湿式混合し前記混合物の粒径が小さくなるように粉砕し、第5工程で前記混合物を乾燥させ、粒径が小さくなった酸化銅ランタンと白金とからなる粉体状のガス検知材を作製する。

請求項（抜粋）：

ランタノイド系希土類元素と銅(Cu )とを含む複合酸化物と、該複合酸化物に対して重量比が0.03〜1.3重量%となった貴金属材料とを含み、該貴金属材料は白金(Pt ),ロジウム(Rh )のいずれか一方によって構成してなるガス検知材。