特許
J-GLOBAL ID:200903070400091076

予備セクタを先読みするディスク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165159
公開番号(公開出願番号):特開平6-004225
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 ディスク制御装置に関し、欠陥セクタをアクセスする前に、予備セクタのデータを読出すことで、高速なデータ転送を行うことを目的とする。【構成】 トラック上に複数のセクタと、欠陥セクタの代わりにデータを記録する予備セクタとを備えたディスク装置3を制御し、上位装置1から読出し範囲を指定されてデータの読出しを指示された時、ディスク装置3から読出したデータを一旦バッファメモリ4に格納してから読出して、上位装置1に転送するディスク制御装置2において、トラック上の欠陥セクタに対応してスキップされたバッファメモリ4上の各空き領域には、夫々交代処理した予備セクタから読出されたデータを書込んで、トラック上のセクタのアドレス順に連続するように整列させたデータの中から、要求された範囲のデータを上位装置1に転送するように構成する。
請求項(抜粋):
トラック上に複数のセクタと、欠陥セクタの代わりにデータを記録する予備セクタとを備えたディスク装置(3) を制御し、上位装置(1) から読出し範囲を指定されてデータの読出しを指示された時、該ディスク装置(3) から読出したデータを一旦バッファメモリ(4) に格納してから読出して、該上位装置(1) に転送するディスク制御装置(2) において、前記トラックに対する位置付けが完了したヘッドがアクセスするセクタが、正常セクタであるか、欠陥セクタであるか、欠陥セクタのデータが書込まれた交代処理済の予備セクタであるかを判定し、前記バッファメモリ(4) 上に確保させた1トラック分の記憶領域に対し、正常セクタから読出されたデータは該セクタアドレスに対応するアドレスが付与された該バッファメモリ(4) 上の領域に書込み、該ヘッドがアクセスしたセクタが欠陥セクタである場合は、該欠陥セクタのデータが書込まれるべきアドレスの付与された該バッファメモリ(4) 上の領域をスキップして空き領域とし、交代処理済の予備セクタから読出されたデータは、該交代処理した欠陥セクタのデータが書込まれるべき該バッファメモリ(4) 上の前記空き領域に書込む制御手段(5) を設け、前記トラック上の欠陥セクタに対応してスキップされたバッファメモリ(4) 上の各空き領域には、夫々交代処理した予備セクタから読出されたデータを書込んで、該トラック上のセクタのアドレス順に連続するように整列させたデータの中から、前記上位装置(1) から要求された範囲内のセクタ数に対応するデータを抽出して該上位装置(1) に転送することを特徴とする予備セクタを先読みするディスク制御装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 306 ,  G06F 3/06 302
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-013264
  • 特開昭64-013264

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