特許
J-GLOBAL ID:200903070403831542

高温型二次電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-096113
公開番号(公開出願番号):特開平7-302611
出願日: 1994年05月10日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、正極容器あるいは正極集電材の耐食性を向上させて、電池反応に使用できる活物質の減少に伴う電池容量の減少が発生する問題点を防止することにある。【構成】β′′-アルミナおよび/またはβ-アルミナからなるベータアルミナ系固体電解質管により正極室と負極室を隔離し、前記正極室を形成する正極容器をアルミニウムまたはアルミニウム合金により形成し、その正極容器の内表面に正極室内の環境下で耐食性があり、絶縁被膜を形成することのない導電性材料とアルミニウムとの複合層を正極容器の製造時に一体で形成したことを特徴とする高温型二次電池。【効果】本発明の技術で正極容器の内表面あるいは正極集電材表面に絶縁被膜を形成することのない導電性材料とアルミニウムとの複合層を形成することにより、集電効率の低下が回避できる。
請求項(抜粋):
β′′-アルミナおよび/またはβ-アルミナからなるベータアルミナ系固体電解質管により正極室と負極室を隔離し、正極室内には硫黄あるいは硫黄とナトリウムの化合物あるいは遷移金属やアルミニウムのハロゲン化物等を収容し、負極室内にはナトリウムを収容した高温型二次電池において、前記正極室を形成する正極容器をアルミニウムあるいはアルミニウム合金により形成し、その正極容器の内表面部に導電性材料とアルミニウムとの複合層を正極容器の製造時に形成したことを特徴とする高温型二次電池。

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