特許
J-GLOBAL ID:200903070404911043

常温遅時効性アルミニウム合金薄板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043038
公開番号(公開出願番号):特開平6-256917
出願日: 1993年03月03日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【構成】重量%で、Mgを1.5〜3.5%、Cuを0.3〜1.0%、Siを0.05〜0.6%の範囲で含有し、かつMg/Cuの値が2〜7であり、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金の鋳塊に対し、400〜580°Cの範囲内の温度で1段又は多段の均質化処理を施した後、この鋳塊を熱間圧延及び冷間圧延することにより所望の板厚とし、次いで500〜580°Cの範囲内の温度まで3°C/秒以上の加熱速度で加熱してその温度で0〜60秒間保持し、ひき続き100°Cまで2°C/秒以上の冷却速度で冷却した後、180〜300°Cの温度で3〜60秒間保持する。【効果】プレス成形性及び塗装焼付硬化性に優れ、かつ良好な常温遅時効性を有するアルミニウム合金薄板の製造方法が提供される。
請求項(抜粋):
重量%で、Mgを1.5〜3.5%、Cuを0.3〜1.0%、Siを0.05〜0.6%の範囲で含有し、かつMg/Cuの値が2〜7であり、残部がAl及び不可避的不純物からなるアルミニウム合金の鋳塊に対し、400〜580°Cの範囲内の温度で1段又は多段の均質化処理を施した後、この鋳塊を熱間圧延及び冷間圧延することにより所望の板厚とし、次いで500〜580°Cの範囲内の温度まで3°C/秒以上の加熱速度で加熱してその温度で0〜60秒間保持し、ひき続き100°Cまで2°C/秒以上の冷却速度で冷却した後、180〜300°Cの温度で3〜60秒間保持することを特徴とする常温遅時効性アルミニウム合金薄板の製造方法。
IPC (2件):
C22F 1/047 ,  C22C 21/06

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