特許
J-GLOBAL ID:200903070405291480

マッチトフィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071625
公開番号(公開出願番号):特開平11-274977
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 低速から高速データまで扱う無線通信に対応し、遅延波の検出を可能としたスペクトル拡散通信、CDMA通信用マッチトフィルタ(MF)の提供。【解決手段】 基本データ速度の符号長(N)の参照符号、2倍速,4倍速の各符号をラッチ回路23〜53では保持し得、シフトレジスタ13に到来する入力拡散符号との相関演算を4つの演算回路14〜84で実行し得る。基本速度の4倍でデータを送る場合に各MFはN/4の符号長に応じた演算を行い、複数のMFを構成し、入力信号の1データビットシフト毎に参照信号を送信時に用いた拡散信号に合わせて変更することにより、いずれか1つのMFからはメイン信号、それ以外のMFからは1データビットずつ遅延したマルチパス波信号が検出できる。
請求項(抜粋):
送信データを拡散符号により拡散した拡散信号を受信し得た入力拡散信号を転送する入力信号転送手段と、前記拡散符号による個別の参照信号を入力・転送する入力・転送手段と、該入力・転送手段により転送された個別の参照信号を保持する複数のラッチ回路と、前記入力信号転送手段により転送される入力拡散信号と前記複数のラッチ回路に保持された参照信号との相関演算を実行する複数の相関演算手段とを備え、前記複数のラッチ回路及び前記複数の相関演算回路を前記送信データのデータ速度に応じた数にて構成することにより各々からフィルタ信号を出力するマッチトフィルタであって、複数の該フィルタ信号出力のうちいずれか1つは前記入力拡散信号のメイン信号に対するフィルタ信号出力とし、その他はマルチパス波に対するフィルタ信号出力としたことを特徴とするマッチトフィルタ。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H03H 17/02 601
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H03H 17/02 601 Z

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