特許
J-GLOBAL ID:200903070412977223

安全性の高い食品及び医薬品用ソフトカプセル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉川 晃司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-351267
公開番号(公開出願番号):特開平7-196478
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】医薬品及び食品用のソフトカプセルにおいて1.菜食主義者や宗教的理由あるいは動物性タンパク質にアレルギーを示す人なども安全に食することができ、かつ体内での医薬品・食品成分の吸収が容易で、耐熱性・耐湿度性の高いカプセルを得ること。2.カロチン類含有ソフトカプセルにおいて内容液中に増粘剤・分散剤などのいわゆる添加物を含まないカプセルを得ること。【構成】1.ソフトカプセル皮膜成分として寒天又は低分子寒天及び親水性の植物由来の可食性高分子及び可塑剤からなる医薬品・食品用新ソフトカプセル。2.カプセル内容液としてカロチン類、ビタミンE類、その他の有効成分及び食用植物油からなり、増粘剤、分散剤などのいわゆる食品添加物を含まない食品及び医薬品用新ソフトカプセル。
請求項(抜粋):
二重又は三重構造の吐出口(ノズル)の内側の吐出口からカプセル内容液を又外側の吐出口からカプセル皮膜液をポンプ又は重力により一定速度で、油液中又は気体中に吐出し、振動、衝撃、カプセル液と油液又は気体との流速差等何らかの物理的力により、この吐出液を一定間隔で切断し、油液又は気体とカプセル皮膜液との界面又は表面張力により、この切断部を直径0.3mm〜20mmの球状のソフトカプセルとする方法により製したソフトカプセルにおいて、そのソフトカプセル皮膜が、下記の三つの成分からなり、動物性タンパク質を含まない易溶解性で可食性のカプセル皮膜である事を特徴とする安全性の高い食品及び医薬品用ソフトカプセル。1)易溶解性の造膜性基剤水に溶解性で、その1%水溶液の粘度が70°Cで1000cps以下であり、動物性タンパク質を含まない可食性の高分子物質(アルギン酸及びその塩類、カラギーナン、デキストリンなど)2)ゲル化及び造膜性基剤寒天及び(又は)ゼリー強度300g/cm2以下の低分子寒天3)可塑剤グリセリン、ソルビトールなど
IPC (4件):
A61K 9/48 ,  A23L 1/00 ,  A61J 3/07 ,  A61K 47/40

前のページに戻る