特許
J-GLOBAL ID:200903070413589669

データム機能付きクランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-219504
公開番号(公開出願番号):特開2001-038564
出願日: 1999年08月03日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】【課題】 基準部材に可動部材をスムーズに装着すると共に、これら両部材の心合わせを精密に行えるようにする。【解決手段】 マシニングセンタのテーブル1に、基準部材Rであるクランプパレット2を固定する。可動部材Mであるワークパレット3の下面に開口させたソケット穴11に、位置決め孔12と係止孔13とを下側から順に形成する。上記クランプパレット2のカバーブロック16から上向きに突設した環状のプラグ部分21に、直径方向へ拡縮されるシャトル部材23を上下移動自在に外嵌し、そのシャトル部材23を弾性部材24によって上向きに付勢し、上記シャトル部材23を上記の位置決め孔12にテーパ係合可能に構成する。上記プラグ部分21の筒孔21aにプルロッド31を軸心方向へ移動自在に挿入して、そのプルロッド31によって係合具34を半径方向の外方へ押圧可能に構成する。
請求項(抜粋):
基準部材(R)に可動部材(M)を心合わせして上記の基準部材(R)の支持面(S)に上記の可動部材(M)の被支持面(T)を固定するようにしたデータム機能付きクランプ装置であって、上記の可動部材(M)の上記の被支持面(T)にソケット穴(11)を開口させて、そのソケット穴(11)に位置決め孔(12)と係止孔(13)とを開口端から順に形成し、上記ソケット穴(11)へ挿入される環状のプラグ部分(21)を上記の基準部材(R)から突設させ、上記プラグ部分(21)と上記の位置決め孔(12)との間に、直径方向へ拡大および縮小されるシャトル部材(23)を配置し、そのシャトル部材(23)を、上記プラグ部分(21)と上記の位置決め孔(12)との両者のうちの一方(21,12)に軸心方向へ所定範囲内で移動自在に支持するとともに他方(12,21)にテーパ係合可能に構成し、そのシャトル部材(23)のテーパ面(28)を上記の係止孔(13)へ向けてすぼまるように形成し、上記シャトル部材(23)を弾性部材(24)によって上記のテーパ係合を緊密にする方向へ付勢し、上記のプラグ部分(21)の筒孔(21a)にプルロッド(31)を軸心方向へ移動自在に挿入して、そのプルロッド(31)の外周空間に、半径方向の外方の係合位置(X)と半径方向の内方の係合解除位置(Y)とに移動される係合具(34)を配置し、上記の基準部材(R)に設けた駆動手段(D)によって上記プルロッド(31)を基端方向へクランプ駆動することにより、そのプルロッド(31)の出力部(36)が上記の係合具(34)を上記の係合位置(X)へ切り換えて前記の係止孔(13)へ係合させて、前記の可動部材(M)を前記の基準部材(R)へ向けて移動させ、同上の駆動手段(D)によって上記プルロッド(31)を先端方向へアンクランプ駆動することにより、同上の係合具(34)が係合解除位置(Y)へ切り換わるのを許容する、ことを特徴とするデータム機能付きクランプ装置。
IPC (2件):
B23Q 3/18 ,  B23Q 7/00
FI (2件):
B23Q 3/18 B ,  B23Q 7/00 J
Fターム (5件):
3C016AA03 ,  3C016HA05 ,  3C016HC01 ,  3C033AA22 ,  3C033AA25
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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