特許
J-GLOBAL ID:200903070421179054
渦電流プローブ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-102915
公開番号(公開出願番号):特開平8-261991
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】渦電流探傷における感度と検査効率の改善。【構成】図1(a)に示す磁界発生方向が互いに逆になるよう直列接続された2個の細長い矩形コイルを励磁コイルとし、この励磁コイルと同じ構造を持つ小型のコイルを励磁コイルに略直交させながら複数個並置して得られる平面コイル群を検出コイルとして用いることによって渦電流プローブをアレイ化したことを特徴とする。励磁コイルと各検出コイル間には直交関係があり、傷のない導体板上を掃引するときは出力を生じない。傷があると渦電流の対称性が壊れ出力を生じる。このため高感度で傷検出が可能となる。さらに、このコイル系を(b)のようにフェライト磁心と組み合わせることによって性能を高めることができる。
請求項(抜粋):
同一面内に置かれた細長い矩形状のコイル2個を互いに長辺の片方で隣接させ、前記2個のコイルが発生する磁界方向が互いに逆になるよう接続したものを励磁コイルとして用い、前記励磁コイルに近接しておかれた導電体によって、前記励磁コイルの長辺部に平行になる励磁磁束成分を、前記励磁コイルの互いに隣接した長辺の近傍で検出可能なコイルを複数組み合わせたものを検出コイルとして用いることを特徴とする渦電流プローブ。
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