特許
J-GLOBAL ID:200903070422462469

フリーランニング機能を備えたディファレンシャル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-053593
公開番号(公開出願番号):特開2003-254407
出願日: 2002年02月28日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】【課題】 アウターデフケースの回転をクラッチから直接にピニオンギアに伝達することにより、インナーデフケースを廃止してピニオンギアを可能な限り外方に配置できるようにし、もってピニオンギアを大径化する。【解決手段】アウターデフケース20からピニオンシャフト31に至る回転伝達経路に設けたクラッチ40の出力側部材42とアウターデフケース20の内壁との間に差動機構30のピニオンギア32を回転自在に挟持することで、アウターデフケース20からピニオンギア32に至る回転伝達経路からインナーデフケースを無くして、ピニオンギア32を差動機構30の回転中心からより離れる方向に配置し、もってピニオンギア32とサイドギア33とをより大径部分で噛合させてピニオンギア32を大径化する。
請求項(抜粋):
回転駆動力が入力されて回転するアウターデフケースと、前記アウターデフケース内部に回転自在に支持されるピニオンギアとこのピニオンギアに直角に噛合し対向配置される1対のサイドギアからなる差動機構と、前記アウターデフケースから前記ピニオンギアに至る回転伝達経路に設けられ前記アウターデフケースに配設される入力部材と前記アウターデフケース内部に配設される出力部材を具備し該入力部材と出力部材とを互いに断・続するクラッチとを備え、前記クラッチの接続時に前記回転伝達経路を介して前記ピニオンギアに回転駆動力が伝達されるとともに、該クラッチの切断時に前記回転伝達経路を遮断してフリーランニング状態とする、フリーランニング機能を備えたディファレンシャル装置において、前記出力部材が前記アウターデフケースの径方向に回転自在に配置され、該出力部材と前記アウターデフケースとの間に前記ピニオンギアが回転自在に挟持されたことを特徴とするフリーランニング機能を備えたディファレンシャル装置。
Fターム (9件):
3J027FA37 ,  3J027FB04 ,  3J027HA01 ,  3J027HA03 ,  3J027HB07 ,  3J027HB16 ,  3J027HC07 ,  3J027HC29 ,  3J027HG07

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