特許
J-GLOBAL ID:200903070425282135

高炉炉内装入物トラッキング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今井 毅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205212
公開番号(公開出願番号):特開平9-031507
出願日: 1995年07月19日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【目的】 出銑毎に行われる高炉内の残銑量及び残滓量の推定をより的確に行えることを可能とする炉内装入物のトラッキング方法を確立する。【構成】 高炉内へ原料を装入する際に、1チャ-ジの装入が完了する毎に装入直後の装入物のレベルを測定し、その値から炉内に存在する装入物の全容積(実績体積値)を求めると共に、その時点で炉内に存在する装入物の理論体積値を求めた後、「実積体積値-理論体積値」を算出し、この値が負であった場合、炉内に存在する装入物は前記値が正に転換するまでの量だけ最古のものからチャ-ジ毎に順次炉外へ排出されてしまっているとする。また、上記理論体積を求める際に、固液混合状態での体積換算係数と固体状態での体積換算係数を設け、炉内に存在するチャ-ジのうち、最古のものから順次固液混合状態での体積換算係数に基づいて体積換算し積算していき、その積算値が所定値を超えた時から、今度は固体状態での体積換算係数に基づき体積換算を行い積算していく。
請求項(抜粋):
高炉内へ原料を装入する際、その管理上の最小単位の装入物の装入が完了する毎に装入直後の“装入物のレベル”を測定し、そのレベルから炉内に存在する装入物の全容積(実績体積値)を求めると共に、その時点で炉内に存在する装入物の理論体積値を求めた後、実積体積値と理論体積値の差(実積体積値-理論体積値)を算出し、この値が負であった場合、炉内に存在する装入物は前記値が正に転換するまでの量だけ最古のものから最小単位毎に順次炉外へ排出されてしまっているとして高炉操業を行うことを特徴とする、高炉炉内装入物トラッキング方法。

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