特許
J-GLOBAL ID:200903070426638146

画像処理装置及び画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-010794
公開番号(公開出願番号):特開2001-202078
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】画素データを画像バッファに格納する際に、その画素データが背景画像データの前にあるのか、背景画像データの後にあるのかを判定し、描画を1回の処理で行うようにし、逐次型画像処理装置よりも高速の処理が可能であり、かつZバッファ型の画像処理装置のバッファメモリ容量よりも大幅にメモリ容量を低減することができる画像処理装置及び画像処理方法を提供する。【解決手段】背景画像データと背景画像データの前にある画素データとを格納する前画像バッファ24と、背景画像データの後にある画素データを格納する後画像バッファ25と、描画時に前画像バッファ24または後画像バッファ25からの背景画像データまたは図形データを構成する各画素データを合成した合成画素データを各画像バッファ24,25に格納する色合成演算部27とを有する。
請求項(抜粋):
一定周期毎に背景画像を構成する背景画像データを含む画像データを入力し、前記一定周期の最初において、前記背景画像データを前画像バッファに格納すると共に、後画像バッファの記憶内容を一定のデータにイニシャライズする第1のステップと、前記一定周期の前記画像データに含まれる前記背景画像に対しての奥行き情報を有する複数の画素データからなる図形データの中で、描画処理されていない前記図形データが存在するか否かを判定する第2のステップと、前記第2のステップにおいて、描画処理されていない前記図形データが存在すると判定された場合、前記図形データに対応する図形画素が、前記背景画像よりも前にあるのか後にあるのかを判定する第3のステップと、前記第3のステップにおいて、前記図形画素が前記背景画像よりも前にあると判定された場合は、前記画素データと前記前画像バッファに格納されている対応する画素の前合成画素データとを合成して新しい前合成画素データを作成し、前記前合成画素データをこの新しい前合成画素データに更新して前記前画像バッファ格納する第4のステップと、前記第3のステップにおいて、前記図形画素が前記背景画像よりも後にあると判定された場合は、前記画素データと前記後画像バッファに格納されている対応する画素の後合成画素データとを合成して新しい後合成画素データを作成し、前記後合成画素データをこの新しい後合成画素データに更新して前記後画像バッファ格納する第5のステップと、前記図形データを構成する全ての前記画素データに対して、前記第4のステップの処理と前記第5のステップの処理が終了したか否かを判定する第6のステップと、前記第6のステップの処理が終了したと判定された場合、前記一定周期内の前記画像データに対して、次に処理対象となる前記図形データを検索して前記第2のステップに戻り、前記第6のステップの処理が終了していないと判定された場合、次に処理対象となる前記画素データを検索して前記第3のステップに戻る第7のステップと、前記第2のステップで、描画処理されていない前記図形データが存在しないと判定された場合、前記前合成画素データと前記後合成画素データと用いて表示用画像データを生成して画像表示装置に出力する表示処理ステップと、を有する画像処理方法。
IPC (5件):
G09G 5/36 510 ,  G06T 15/40 ,  H04N 1/21 ,  H04N 1/387 ,  H04N 5/265
FI (5件):
G09G 5/36 510 V ,  H04N 1/21 ,  H04N 1/387 ,  H04N 5/265 ,  G06F 15/72 420
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭61-162085

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