特許
J-GLOBAL ID:200903070430802554

複合セラミックシリンダライナーとその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 辻 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-093766
公開番号(公開出願番号):特開平7-279748
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】エンジンの燃焼室内の温度が高温になっても強度的に劣化せず、さらにピストンとシリンダライナー間の潤滑が円滑に行なわれるとともに、簡単でしかも安価に製造できるような複合セラミックシリンダライナーとその製法を提供すること。【構成効果】エンジンのシリンダ内に配置されて内面でピストンの上下摺動動作が行なわれる複合セラミックシリンダライナーにおいて、多孔質で円筒状に構成された格子材の格子間に充填物を充填し内側表面に少なくとも四三酸化鉄Fe3O4 を含む薄膜層を形成する。四三酸化鉄Fe3 O4 の膜を形成する方法として、格子材に含侵させた鉄の内面を酸化させる方法と、格子材の目を埋めるセラミックの中に四三酸化鉄Fe3 O4 を含ませておき、ライナー本体の内面にこれを表出させる方法とが有る。本発明は、エンジンの燃焼温度が上昇しても強度が劣化せず円滑に潤滑動作が行なわれる。また製造も安価に簡単に出来る。
請求項(抜粋):
エンジンのシリンダ内に配置されて内面でピストンの上下摺動動作が行なわれる複合セラミックシリンダライナーにおいて、多孔質で円筒状に構成された格子材の格子間に充填物を充填し平滑状とし、その内側表面に少なくとも四三酸化鉄Fe3 O4 を含む薄膜層を形成したことを特徴とする複合セラミックシリンダライナー。
IPC (3件):
F02F 1/08 ,  F02F 1/10 ,  F16J 10/04

前のページに戻る