特許
J-GLOBAL ID:200903070431590739

アトミック操作中のキャッシュ・データ追出し防止及び高スヌープ・トラフイック処理能力を維持する方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-562159
公開番号(公開出願番号):特表2003-524248
出願日: 2001年02月09日
公開日(公表日): 2003年08月12日
要約:
【要約】【課題】 アトミック操作が未了の間、スヌープ・フィルタリングを行なうことのできる装置及び方法を提供する。【解決手段】 本発明の装置は、第1及び第2要求待ち行列とキャッシュを有する。第1要求待ち行列はキャッシュ・アクセス要求を追跡し、第2要求待ち行列はフィルタされるべきスヌープを追跡する。キャッシュは各要求待ち行列について専用ポートを有し、第1要求待ち行列専用の第1ポートは、キャッシュ線のデータ及びタグの両方の修正が可能なデータ及びタグ読書きポートであり、第2要求待ち行列専用な第2ポートは、タグのみポートである。第2ポートはタグのみポートのため、アトミック・アドレスと関連したデータの修正のおそれなくキャッシュ線がロックしている間、スヌープ・フィルタリンクを続けられる。アトミック操作中にキャッシュ・アドレスの追出しを防ぐアトミック・アドレス・ブロックも含む。
請求項(抜粋):
アトミック操作中に停止することなくスヌープをフィルタリングするための装置であって、 各キャッシュ・アクセス要求についてのエントリイを記憶する第1要求待ち行列を有し、第1要求待ち行列の各エントリイはアトミック・ビット及びアドレス・ビットの第1組を含み、アドレス・ビットの第1組はキャッシュ・アクセス要求と関連した第1キャッシュ・アドレスを示し、アトミック・ビットはキャッシュ・アクセス要求がアトミック操作と関連しているかどうかを示し、 フィルタされるべき各スヌープについてのエントリイを記憶する第2要求待ち行列を有し、第2要求待ち行列の各エントリイはアドレス・ビットの第2組を含み、アドレス・ビットの第2組はスヌープと関連した第2キャッシュ・アドレスを示し、 第1ポート及び第2ポートを持ったキャッシュを有し、第1ポートは第1要求待ち行列に専用のデータ及びタグ・ポートであり、第2ポートは第2要求待ち行列に専用のタグのみポートであり、同じクロック・サイクル中に第1及び第2ポートによる同じアドレスへの同時的なアクセスをキャッシュが許容すること、 を特徴とする装置。
IPC (3件):
G06F 12/08 519 ,  G06F 12/08 507 ,  G06F 12/08 531
FI (4件):
G06F 12/08 519 C ,  G06F 12/08 507 H ,  G06F 12/08 519 D ,  G06F 12/08 531 B
Fターム (6件):
5B005JJ11 ,  5B005KK14 ,  5B005MM01 ,  5B005NN74 ,  5B005PP22 ,  5B005PP26

前のページに戻る