特許
J-GLOBAL ID:200903070439202380

一方向ローラクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-308038
公開番号(公開出願番号):特開平6-221350
出願日: 1993年12月08日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 ローラの変位及び離間に変動が少なくかつ低速において顕著に高い抵抗及び摩耗を発生することなく一方向ローラクラッチの動作速度範囲に亙って首尾一貫したクラッチ係合応答時間を有する一方向ローラクラッチを提供する。【構成】 一方向ローラクラッチ10は内側レース12と、外側レース14と、両レース間に配置された複数のローラ16と、外側レースに止められたケージ組立体18とを備えている。ケージ組立体18はローラ16を係合位置に偏倚する複数の附勢ばね20を止めており、その係合位置においてローラは一方のレースが他方のレースを駆動するように両者を楔止めする。附勢ばねは指数的に増加するばね力を発生する可変ばね率のばねであり、そのばね力はオーバーラン中のローラの変位及び一方向ローラクラッチの全動作速度に対してクラッチ係合の応答時間を減少するように、ローラの遠心力に反作用する。
請求項(抜粋):
内側レース(12)及び外側レース(14)並びにそれらレース間に配置された複数のローラ(16)と、ローラをクラッチ係合位置に偏倚する非線形のばね装置(20)と、を備え、レース(12、14)の一方がクラッチ係合位置でローラ(16)と係合する複数の円周方向に隔てられたクラッチカム面(24)を有する一方向ローラクラッチ。

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