特許
J-GLOBAL ID:200903070446107023

成形機における型締力の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-258778
公開番号(公開出願番号):特開平5-069465
出願日: 1991年09月11日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 金型形状変化の如何にかかわらず、常にオペレータの所望する型締力と一致する正確な型締力の自動設定を可能とすること。【構成】 自動増締設定動作モードが選択されると、マイコン1は先ずオペレターの所望する型締力より小さい任意の型締力を初期設定して、これに基づく試験型締運転を実行してこの試験型締運転時の型締力を測定し、この実測型締力を用いて少なくともタイバーの伸び量を算出するための演算式中の取付け金型によって異なる定数値(トグル効率η)を求める。そして、この求められた定数値(トグル効率η)を上記式に代入してオペレータの所望する型締力に対応したタイバーの伸び量を求め、これに応じた量だけダイハイト調整用モータを駆動して、支持盤を増締原点から固定ダイプレートに対して所定量だけ前進させる。
請求項(抜粋):
各種モード画像を表示可能な表示装置を備え、この表示装置の表示画面上に所望の運転条件設定モード画像を表示させた状態で、表示された運転条件の設定を可能とし、また、型締駆動源を搭載した支持盤(テールストック)と、上記型締駆動源によりトグル機構を介して駆動され且つ可動側金型が取付けられる可動ダイプレートと、固定側金型が取付けられる固定ダイプレートと、該固定ダイプレートにその一方端側が固定されその他方端側には上記支持盤が位置調整可能であるように設置された複数本のタイバーと、該タイバーに螺合されて上記支持盤の上記固定ダイプレートに対する距離を可変制御するためのタイバーナットと、該タイバーナットを回転駆動させるためのダイハイト調整用モータと、上記支持盤の位置を検出する支持盤位置検出センサと、上記ダイハイト調整用モータの回転量を検出するモータ回転センサとを具備し、システムコントローラの指令で上記ダイハイト調整用モータを駆動して上記タイバーナットを回転させ、上記支持盤の上記固定ダイプレートに対する距離を調整可能な成形機において、型締力を検出する型締力検出センサを設け、自動増締設定モード画像を呼び出してこの画像上で所望型締力を入力して自動増締設定動作の開始を指示することにより、上記システムコントローラは、仮の型締力(仮の増締追い込み量)を設定して試験型締運転を実行し、これによりこの試験型締運転時の型締力(増締力)を測定し、この実測型締力を用いて少なくとも上記タイバーの伸び量を算出するための演算式中の取付け金型によって異なる定数値を求め、この求められた定数値を用いた上記演算式によりオペレータの所望する型締力に対応した上記タイバーの伸び量を求めて、これに相当する増締追い込み量の支持盤位置調整を自動的に実行するようにしたことを特徴とする成形機における型締力の調整方法。
IPC (3件):
B29C 45/76 ,  B22D 17/26 ,  B29C 45/66
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-001519
  • 特開昭61-269964

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