特許
J-GLOBAL ID:200903070455291864

自動周波数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-032533
公開番号(公開出願番号):特開平9-233139
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 受信PSK波の復調時に、加わる雑音が大きくなった(C/Nが悪化した)場合でも、ローカル周波数ずれの大きさに応じた制御速度で、望ましいローカル周波数に素早く引き込むことのできる自動周波数制御方式を提供する。【解決手段】 位相ずれのデータを位相ずれの大きさと位相ずれの方向とを別々に処理するために、位相ずれの大きさ情報のみを取り出す手段6と、位相ずれの大きさのみを平均化する手段8と、位相ずれ方向の情報のみを取り出す手段7と、位相ずれ方向の情報の多数決をとり多い方の方向を選択する手段9とを有する。これ等平均値と多数決とに従ってローカル発生部の周波数を制御する。これによって、C/Nが悪化した場合でも、ローカル周波数ずれの大きさに対応した速度で、制御を行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
受信PSK波をローカル周波数を用いて直交復調し、これ等直交復調出力の位相ずれを検出してこの位相ずれに応じて前記ローカル周波数を制御するようにした自動周波数制御装置であって、前記直交復調出力の位相ずれの大きさ及びその方向を検出する位相ずれ検出手段と、前記位相ずれの大きさの所定期間における平均値を算出する平均値算出手段と、前記ずれの方向の所定期間における多数決をとる多数決手段と、前記平均値と前記多数決とに従って前記ローカル周波数の制御データを生成する制御データ生成手段とを含むこを特徴とする自動周波数制御装置。

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