特許
J-GLOBAL ID:200903070459201460

燃料電池用電解質膜電極接合体、それを用いた燃料電池およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石井 和郎 ,  河崎 眞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-187981
公開番号(公開出願番号):特開2005-056583
出願日: 2003年06月30日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】触媒金属を担持した導電性炭素粒子と、高分子電解質からなる触媒層において、反応ガスおよび生成物ガスなどの気体、反応液体、生成水などの液体の拡散速度が遅いため電池電圧が低い。【解決手段】少なくとも触媒金属を担持した導電性炭素粒子と高分子電解質とを混合し触媒層を製造する工程と、作製された触媒層を薄膜化する工程と、その薄膜の複数枚をプロトン伝導性電解質膜の上に順次積層することによりそのプロトン伝導性電解質膜と触媒層との接合体を形成する工程と、その接合体にガス拡散層を接合する工程とにより燃料電池用MEAを作製する。ガス拡散層側の触媒層の密度がプロトン伝導性電解質膜側の触媒層の密度より小さくし、かつ触媒層中の高分子電解質の量と触媒の量との比をほぼ一定にする。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
プロトン伝導性電解質膜と、前記プロトン伝導性電解質膜の両面に接触する一対の触媒層と、前記各々の触媒層に接触する一対のガス拡散層とを備え、前記触媒層は少なくとも高分子電解質と導電性を有する触媒担持体に担持された触媒とを具備する燃料電池用電解質膜電極接合体であって、前記触媒層において、前記触媒層の密度が前記プロトン伝導性電解質膜側から前記ガス拡散層側にかけて減少し、かつ前記高分子電解質の重量と前記触媒の重量との重量比が前記触媒層の前記プロトン伝導性電解質膜側から前記ガス拡散層側にかけてほぼ一定であることを特徴とする燃料電池用電解質膜電極接合体。
IPC (4件):
H01M4/86 ,  H01M4/88 ,  H01M8/02 ,  H01M8/10
FI (4件):
H01M4/86 M ,  H01M4/88 K ,  H01M8/02 E ,  H01M8/10
Fターム (16件):
5H018AA06 ,  5H018BB01 ,  5H018BB03 ,  5H018BB12 ,  5H018CC06 ,  5H018DD08 ,  5H018DD10 ,  5H018HH05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB01 ,  5H026BB02 ,  5H026BB08 ,  5H026CC01 ,  5H026CC03 ,  5H026CX05 ,  5H026HH05

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