特許
J-GLOBAL ID:200903070461580711

空打ち防止機構を有する打撃工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-125464
公開番号(公開出願番号):特開平9-300243
出願日: 1996年05月21日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 工具部の空打ちを確実に防止することができ、しかも打撃子の強度性を確保することができ、かつ空打ち防止機能の低下を回避することができる空打ち防止機構を有する打撃工具の提供。【解決手段】 工具部10を加工対象から離した状態においては打撃子4は矢印90方向に移動し、空気穴11は第1室21に連通する。これによって、ピストン3が移動しても打撃子4は連動しにくくなる。第2室22に連通している空気穴13には逆止弁14が設けられており、第2室22内の空気を外部に流出させるが、第2室22内に空気を流入させない。このため、打撃子4は矢印91方向には移動せず、矢印90方向にのみ移動し、図2Bに示す状態に至る。これによって、打撃子4のはね返りが抑制され、工具部10の空打ちが確実に防止される。
請求項(抜粋):
空打ち防止用孔が形成されているシリンダ、シリンダ内に位置しており、工具部を打撃動作させるために往復移動する往復移動部材であって、シリンダ内に形成される空打ち防止用空間に隣接し、往復移動することによって、当該空打ち防止用空間を拡大または縮小させる往復移動部材、を備えており、前記空打ち防止用孔は、前記空打ち防止用空間に連通して形成されており、前記空打ち防止用孔には、シリンダ内の空気を外部に流出させ、かつ外部からの空気をシリンダ内に流入させない逆止弁が設けられている、ことを特徴とする空打ち防止機構を有する打撃工具。
IPC (2件):
B25D 17/10 ,  B25D 9/14
FI (2件):
B25D 17/10 ,  B25D 9/14

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