特許
J-GLOBAL ID:200903070466382560

等化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高崎 芳紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-141809
公開番号(公開出願番号):特開平5-335893
出願日: 1992年06月02日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】 符号間干渉のある伝送路の受信側での等化処理を簡略化する。【構成】 伝送状態S1〜S16を4つのブロックに分けて各ブロックの代表点D1〜D4を定める。そして各代表点に対してビタビアルゴリズムにより推移確率最大のパスを求め、ついでそのパスに沿ったブロック間で各状態間の推移確率最大のパスを求める。【効果】 代表点同志が結ばれていないブロックの間では、それらのブロックに属する状態間の推移確率は小さいので、これを無視しても最尤推定特性への影響は小さく、全体の計算量を大幅に減らせる。
請求項(抜粋):
有限個の状態を有し、ディジタルデータである情報シンボルが入力されたときの状態と上記入力情報シンボルとにより定まる状態へ移行するとともに、該移行した状態に対応する送信シンボルを送信するための送信手段と、該手段からの上記送信シンボルを伝送路を介して受信し、その受信信号から上記情報シンボルに対する受信シンボルを取り出すための受信手段とを備えたディジタル伝送システムにおける受信シンボルの等化方法に於て、上記送信手段の状態を複数個のブロックに分けてその各ブロックに含まれる状態の代表状態を定め、ある受信シンボルが1つ出力されたときに、各代表状態について当該代表状態への推移確率が最大となる代表状態からのパスを各パスに対応する送信シンボルと上記受信シンボルとの比較から求めて代表生き残りパスとするところの第1処理を行い、次に上記第1処理により得られた代表生き残りパスにより到達するブロックの各々の状態について上記代表生き残りパス出側のブロックの各状態からの推移確率が最大となるパスを各パスに対応する送信シンボルと上記受信シンボルとの比較から求めて生き残りパスとするところの第2処理を行うとともに、上記受信シンボルの各々について順次上記第1及び第2処理を行って生成した生き残りパスをつないで得られるパスの各々について、当該パスを構成する生き残りパスの推移確率を加算した値が最大となるパスを求めて等化したシンボル系列を出力することを特徴とする等化方法。
IPC (3件):
H03H 21/00 ,  H03M 13/12 ,  H04B 7/005

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