特許
J-GLOBAL ID:200903070467087901

耐モーメント構造物と、支持部材と、建築方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英介
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-510947
公開番号(公開出願番号):特表2001-515978
出願日: 1998年02月03日
公開日(公表日): 2001年09月25日
要約:
【要約】本発明は耐モーメント構造物と、支持部材(3)と、一時的な荷重に変形可能に抵抗するための建築方法に関し、新規の建築や既存の建築の復元に利用することができる。可塑性継手(Plastic hinge)と同様の方法で機能し、支持部材(3)のウェブ(4)内に配置される1つ以上の空所(6a-6f)によって決定される(detemined)多数の分散型領域の使用によって変形能力が高められる。空所は、臨界応力に達した時、分散型領域が非弾性的に変形することを保証するサイズと形状と構成のものであり、それによって構造的なヒューズの作用を発展させ、溶接接合部または隣接する熱影響部の破壊を生じさせるのに充分な応力及びひずみ必要量の発生を防止する。支持部材は構造物の残りの部分に取り外し自在に接続されてよく、非弾性変形の後の交換を容易にする。機械設備と電線等(Utilities)が空所を通り抜けることができる。
請求項(抜粋):
地震あるいは他の一時的な荷重からの重大な損傷に対して抵抗力のある枠組を有する構造物を製造する方法であって、枠組は支持部材とそれらの間に耐モーメント接合部を備えた部材で形成され、前記方法は: (a)耐モーメント接合部の強度能力を見積もりし、; (b)構造物において許容される最大の許容可能要求を決定し、その最大の許容可能要求は耐モーメント接合部の強度能力より小さくし、;また (c)構造物内に1つ以上の支持部材を設け、両端とウェブを有するウェブ変形可能な支持部材の、各々の支持部材はウェブ内に1つ以上の空所を有し;支持部材の強度がこのような空所を有していないこと以外は全く同じである支持部材の強度より小さく、また構造物が最大の許容可能要求を発生させる一時的な荷重を受けた場合、ウェブが非弾性的に変形するように、空所が充分な寸法と形状と数のものであり、 これによって構造物が地震やその他の最大の許容可能要求を発生させる一時的な荷重を受けた場合、ウェブ変形可能な支持部材のウェブの変形が、耐モーメント接合部における要求がそれらの強度能力を超えるのを防止することを特徴とする方法。
IPC (3件):
E04B 1/24 ,  E04C 3/08 ,  E04H 9/02 301
FI (3件):
E04B 1/24 A ,  E04C 3/08 ,  E04H 9/02 301
Fターム (10件):
2E163FA02 ,  2E163FA12 ,  2E163FB02 ,  2E163FB23 ,  2E163FB24 ,  2E163FB42 ,  2E163FB43 ,  2E163FB44 ,  2E163FB46 ,  2E163GA01
引用特許:
審査官引用 (7件)
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