特許
J-GLOBAL ID:200903070467457598
リング状加速器のベータトロン振動計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 邦彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180288
公開番号(公開出願番号):特開平5-003100
出願日: 1991年06月25日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 電子シンクロトロン等のリング状加速器において垂直方向および水平方向のベータトロン振動を同時に計測する。【構成】 励振用電極14〜17のうち電極14,15に正相、電極16,17に逆相の高周波を印加して電子ビーム10に垂直、水平両成分を含む斜め方向のキック力を与える。このキックによる電子ビーム10の垂直方向および水平方向の位置変動は、検出用電極21〜24の検出信号を演算手段29で演算して求められる。高周波信号の周波数を低い周波数から順次スイープさせていくと、垂直方向および水平方向のベータトロン振動数に対応したところでスペクトラムアナライザ40上にそれぞれピークが現われる。これにより、垂直方向および水平方向のベータトロン振動を同時に計測することができる。
請求項(抜粋):
ビームダクト内を周回している粒子ビームに対し、水平、垂直両成分を含むキック力を与えるように配設された励振用電極と、この電極とは別の位置で前記粒子ビームの垂直および水平方向の位置を検出するように配設された検出用電極と、前記励振用電極に様々な周波数の高周波を印加する高周波発生手段と、前記検出用電極の検出出力から前記粒子ビームの垂直および水平方向のそれぞれの位置の変化の大きさを求める演算手段とを具備してなるリング状加速器のベータトロン振動計測装置。
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