特許
J-GLOBAL ID:200903070469057236

車両のエアバッグ装置用ケーシング及びそのカバー部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192138
公開番号(公開出願番号):特開平10-035385
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグを保持するケーシング部材と、このケーシング部材の筒状壁に筒状嵌装壁にて嵌装されるカバー部材とを有する車両のエアバッグ装置用ケーシングにおいて、筒状嵌装壁の係合孔部の形状に工夫を凝らすことにより、この係合孔部内に係合する筒状壁の爪を介しエアバッグの展開に伴い生ずる力が係合孔部に作用しても、この係合孔部が十分に耐え得るようにする。【解決手段】 カバー部材H2の筒状嵌装壁20の各係合孔部21において、突起23が、各係合孔部21の内壁部22の中間部位から各係合孔部21内に向けて一体的に突設されている。各突起23は、その先端部にて、ケーシング部材H1の筒状収容壁10の各爪11の中央部に下方から係合している。
請求項(抜粋):
展開可能に折り畳んだエアバッグ(B)及びこのエアバッグを展開させるインフレータ(G)を保持するとともに筒状壁(10)を有するケーシング部材(H1)と、このケーシング部材の筒状壁に筒状嵌装壁(20)にて嵌装されて前記エアバッグを覆うとともに前記ケーシング部材よりも剛性の低い材料でもって前記エアバッグの展開方向に破断可能に形成してなるカバー部材(H2)とからなる車両のエアバッグ装置用ケーシングであって、前記筒状嵌装壁には、その周方向に沿い複数の係合孔部(21)が形成されており、これら各係合孔部の前記筒状嵌装壁の開口端側における内壁部(22)には、その中間部位から前記各係合孔部内に向け突起(23)がそれぞれ突出されており、一方、前記筒状壁には、前記複数の係合孔部内に延出する複数の爪(11)が突出されており、これら複数の爪が、それぞれ、前記各突起の先端部上に係合している車両のエアバッグ装置用ケーシング。

前のページに戻る