特許
J-GLOBAL ID:200903070473758508

エンボス処理の方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-259190
公開番号(公開出願番号):特開平7-092959
出願日: 1993年09月22日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】 複雑な図面や文字に対しても、簡単な処理で短時間の内に確実にエンボス効果を施せる方法及び装置を提供すること。【構成】 ステップ1では、指定される奥行きdの値に応じて、描画順番表及び描画色表を作成し、ステップ2では、奥行きdの値から何回ずらして描画するか(Nの値)を求め、ステップ3では、何回目の描画であるかを記憶する変数Jを1に初期化する。ステップ4では、J≦Nの場合はステップ5へ処理を進め、J>Nの場合はステップ9へ処理を進める。ステップ5では、前記描画順番表よりJ番目の描画位置を取得し、ステップ6では、前記描画色表よりJ番目に描画する際の描画色を取得する。ステップ7では、前記取得した位置に前記取得した色で図形を描画する。この描画をN回繰り返した後、ステップ9で、本来の図形の位置に図形色で描画する。これで、エンボス処理が完了する。
請求項(抜粋):
処理対象の図形を1回ずらすごとに、所定の色よりも輝度の高い色または輝度の低い色で前記図形を描画する動作をN回繰り返し、その後、前記図形のずらす以前の本来の位置で前記図形を前記所定の色で描画することにより、前記図形に幅d(dは画素単位)の縁を付けエンボス効果を与えるエンボス処理の方法であって、前記縁の幅dに応じて前記図形の任意の点の移動範囲を確定し、その範囲内の各位置(位置は画素単位)にどの順番でずらすか、即ち前記図形の描画順を決定する描画順番決定ステップと、前記描画順の各順番での描画を、前記所定の色よりも輝度の高い色で行うか、前記所定の色よりも輝度の低い色で行うかを決定する描画色決定ステップと、前記縁の幅dに応じて、ずらしながらの描画の総描画回数Nを次式、N=(d×2+1)2 -1で計算し、N回描画したか否かを判断する描画回数判断ステップと、描画回数がN回以下の時に、前記描画順番決定ステップで決定された描画位置と描画順、及び前記描画色決定ステップで決定された描画色に従って描画を行う第1の描画ステップと、N+1回目の描画時に、前記図形のずらす以前の本来の位置で前記図形を前記所定の色で描画する第2の描画ステップとから成り、前記描画順番決定ステップでの描画順は、ずらす距離の大きい位置から順に描画される順とし、ずらす距離の等距離の位置が複数ある場合には、その複数の位置の間では描画順は任意とし、前記描画色決定ステップでの描画色の決定は、前記任意の点の移動範囲を2分し、2分した内の一方の範囲内の位置での描画時は前記輝度の高い色での描画とし、他方の範囲内の位置での描画時は前記輝度の低い色での描画とすることを特徴とするエンボス処理の方法。
IPC (2件):
G09G 5/36 520 ,  G06T 11/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-017013

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