特許

J-GLOBAL ID：200903070488030977

瓦の下部固定構造

発明者： 新田谷 敏雄 ,  安田 誠 ,  和田 明 ,  西亀 辰彦 ,  辻本 勤
出願人/特許権者： 有限会社アルカザシ ,  安田株式会社 ,  株式会社三起 ,  株式会社バルケン ,  株式会社タスト ,  富川 弘哉
代理人 (2件)： 辻本 一義 ,  辻本 一義
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-054621
公開番号（公開出願番号）：特開平8-246607
出願日： 1995年03月14日
公開日（公表日）： 1996年09月24日
要約：

【要約】【構成】 瓦2の側部に設けた張出部2bに、バネクリップ3の上部に形成した止め部3bを引っ掛けると共に、桁行方向に配した瓦桟1に、前記バネクリップ3の下部に形成した係止部3cを係止させ、瓦2の下部を固定するようにした。前記バネクリップ3を、弾性を有する金属線材を曲げ加工して形成したものとし、止め部3bと係止部3cの間に環状に曲げたスプリング部3fを形成することが好ましい。【効果】 瓦2の下部が固定されており、強風による大きな風荷重(揚力)や地震等による上下振動がかかっても、瓦2の下部が浮き上がらないので、瓦どうしがぶつかりあって、瓦が割れることがない。前記バネクリップ3の止め部3bと係止部3cの間に環状に曲げたスプリング部3fを形成すれば、弾性力により瓦2を押さえ付けることができるので、瓦2の固定がより確実になる。

請求項（抜粋）：

瓦(2)の側部に設けた張出部(2b)に、バネクリップ(3)の上部に形成した止め部(3b)を引っ掛けると共に、桁行方向に配した瓦桟(1)に、前記バネクリップ(3)の下部に形成した係止部(3c)を係止させ、瓦(2)の下部を固定するようにしたことを特徴とする瓦の下部固定構造。