特許
J-GLOBAL ID:200903070488950057

レトルト殺菌処理食品包装体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武井 英夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-113441
公開番号(公開出願番号):特開平7-300160
出願日: 1994年05月02日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 蓋材に印刷された文字、図柄のコントラストが明瞭で、かつ、容器の縁部のカールが見受けられないレトルト殺菌処理食品包装体を提供する。【構成】 ガスバリヤー性樹脂基層(A1)と熱可塑性樹脂ヒートシール層(A2)を積層した積層シートを熱成形した食品容器(A)に食品を収納し、開口部を、微多孔性プロピレン系樹脂フィルム延伸物よりなり不透明度が85%以上、白色度が85%以上の合成紙(B1)を基材層とし、その表裏面に透明なOPETフィルムよりなるガスバリヤー性樹脂層(B2、B2′)を設け、少くとも一方の面に熱可塑性樹脂ヒートシール性樹脂層(B3)を設けた積層フィルムであって、前記合成紙(B1)とガスバリヤー性樹脂層(B2、B2′)間に印刷(B4、B4′)が設けられた積層構造のシート状蓋材(B)で塞ぎ、容器のヒートシール層(A2)と、蓋材のヒートシール層(B3)を熱融着させて容器を密封し、密封した食品容器をレトルト釜を用いて殺菌して得たレトルト殺菌処理食品包装体。
請求項(抜粋):
ガスバリヤー性樹脂を基層(A1)とし、この表面に融点が65〜124°Cの熱可塑性樹脂ヒートシール層(A2)を積層した積層シートを熱成形して食品収容凹部を設けた透明な食品容器(A)の前記食品収容凹部内に食品を収納し、ついでこの食品容器の開口部を、無機微細粉末を含有する微多孔性のプロピレン系樹脂フィルムの延伸物よりなる不透明度が85%以上、白色度が85%以上の合成紙(B1)を基材層とし、この基材層の表裏面に透明な延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムよりなるガスバリヤー性樹脂層(B2、B2′)を設け、かつ、このガスバリヤー性樹脂層の少くとも一方の面に融点が65〜124°Cの熱可塑性樹脂ヒートシール性樹脂層(B3)を設けた積層フィルムであって、前記合成紙(B1)とガスバリヤー性樹脂層(B2、B2′)間にはそれぞれ印刷(B4、B4′)が設けられた積層構造のシート状蓋材(B)で塞ぎ、ついで、容器のヒートシール層(A2)と、蓋材のヒートシール層(B3)を熱融着させて容器を密封し、ついでこの密封した食品容器を合成紙(B1)の基材樹脂のプロピレン系樹脂の融点よりも低い温度でレトルト釜を用いて殺菌して得たレトルト殺菌処理食品包装体。
IPC (5件):
B65D 81/24 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/10 ,  B65D 3/22 ,  B65D 77/00

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