特許
J-GLOBAL ID:200903070491890561

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-140310
公開番号(公開出願番号):特開平9-324691
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】燃料噴射弁の作動遅れに対応するための無効噴射パルス幅を高精度に学習させる。【解決手段】減速燃料カット中に(S1)、噴射パルス幅Tiを無効噴射パルス幅Tsから徐々に増大させる(S4,S6)。そして、空燃比センサで検出される空燃比が所定のリーン限界空燃比になったときに(S8)、そのときの空気量と空燃比とから実際の燃料噴射量を推定し、該燃料噴射量を噴射パルス幅TAに換算する(S9)。ここで、前記所定空燃比になったときの噴射パルス信号の噴射パルス幅Tiと、前記実燃料量に相当するパルス幅TAと、無効噴射パルス幅Tsとに基づいて、無効噴射パルス幅Tsの補正値ΔTs{ΔTs=Ti-(TA+Ts)}を算出する(S10)。次いで、前記補正値ΔTsによって無効噴射パルス幅Tsの記憶値を補正設定する(S11)。
請求項(抜粋):
機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、該吸入空気量検出手段で検出された吸入空気量に応じて要求燃料量に対応する有効噴射パルス幅を演算する有効噴射パルス幅演算手段と、該有効噴射パルス幅演算手段で演算された有効噴射パルス幅に、燃料噴射弁の作動遅れ時間に対応するための無効噴射パルス幅を加算して最終的な噴射パルス幅を演算する噴射パルス幅演算手段と、該噴射パルス幅演算手段で演算された噴射パルス幅の噴射パルス信号を燃料噴射弁に出力する噴射パルス出力手段と、機関の減速運転状態において機関への燃料供給を停止させる減速燃料カット手段と、燃焼混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記減速燃料カット手段により燃料供給が停止される減速運転状態において、噴射パルス幅を強制的に変化させ、そのときの噴射パルス幅と前記空燃比検出手段により検出された空燃比との相関に基づいて前記無効噴射パルス幅を学習する無効噴射パルス幅学習手段と、を含んで構成された内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/34 ,  F02D 45/00 340
FI (2件):
F02D 41/34 P ,  F02D 45/00 340 C

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