特許

J-GLOBAL ID：200903070498603118

高圧リリーフバルブおよびそれを用いた高圧燃料噴射システム

発明者： 岡嶋 正博
出願人/特許権者： 株式会社デンソー
代理人 (1件)： 服部 雅紀
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-147167
公開番号（公開出願番号）：特開平9-324714
出願日： 1996年06月10日
公開日（公表日）： 1997年12月16日
要約：

【要約】【課題】 燃料圧力の過度の上昇を防止する高圧リリーフバルブを提供する。【解決手段】 高圧燃料噴射室のデリバリパイプに取り付けられる高圧リリーフバルブは、ハウジング11と、ボディ12と、シート部18に当接可能であるニードル13と、密着摺動可能なコア14と、ニードル13を閉方向に付勢する圧縮コイルスプリング15と、シート部18とコア14との間のボディ12内に緩衝室26とを備えることにより、弁リフトによる緩衝室の容積増加でデリバリパイプ内の圧力を低減し、さらに緩衝室内の余剰燃料をコア外周クリアランス28を通って燃料タンクへリークする。従って、始動時のデリバリパイプ内の燃料圧力のオーバーシュートやエンジン作動中での燃料圧力の異常上昇を防止する。また、インジェクタの基本的構成を取り込んで僅かな変更で組み立てられるので、製造コストを低減することができ、体格を小型軽量化することができる。

請求項（抜粋）：

筒状のハウジングと、燃料孔とシート部を有する筒状のボディと、前記ボディの内部に軸方向に往復動可能に収容され、前記シート部に当接可能である弁体と、前記弁体に固定され、前記ハウジングの内壁に摺動可能に設けられる密着摺動部と、前記弁体を前記シート部に当接する方向に付勢する付勢手段と、前記シート部と前記密着摺動部との間に、前記ボディの内壁と前記弁体の外壁と前記密着摺動部の外壁とで区画される緩衝室とを備えることを特徴とする高圧リリーフバルブ。

IPC (4件)：

F02M 37/00 ,  F02M 37/00 331 ,  F02M 59/46 ,  F16K 17/04

FI (4件)：

F02M 37/00 C ,  F02M 37/00 331 C ,  F02M 59/46 Y ,  F16K 17/04 Z