特許
J-GLOBAL ID:200903070506366996

流速測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-116902
公開番号(公開出願番号):特開平8-313314
出願日: 1995年05月16日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】 測定対象の流速の大きさに応じて圧電振動子の振動モードを切り替えることにより、消費電力が小さく、しかも測定精度が高くて低流速の場合にも高精度の流速測定が可能な流速測定装置を提供する。併せて、低消費電力を実現しながらも構造上低コストで信頼性が高い流速測定装置を提供する。【構成】 圧電振動子の1次振動と3次振動とを切り替え、または異なる共振周波数を有する異なる振動モードの間で切り替えることにより、予測流速が所定値以上のときは超音波の周波数を低い方に切り替え、予測流速が所定値未満のときは周波数を高い方に切り替える。また、径方向に分極された円筒状の圧電振動子30の内周面及び外周面に電極が形成され、一方の端面に近接して整合材31が配置され、電極間に交流電圧が印加されることにより圧電振動子が軸方向振動モードで励振され、整合材31を介して超音波が流体中に放射される
請求項(抜粋):
超音波送受波器を駆動して流体中に超音波を発射し、上記超音波が所定の伝搬路を伝搬する時間を計測することにより、上記流体の流速を測定する装置であって、上記超音波送受波器を構成する圧電振動子の2つの振動モードを使用して、予測される流速に応じて上記振動モードを切り替えることにより、予測される流速が所定値以上のときは流体中に放射される超音波の周波数を低い方に切り替え、予測される流速が所定値未満のときは上記周波数を高い方に切り替えることを特徴とする流速測定装置。

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