特許
J-GLOBAL ID:200903070506913911

燃料蒸発ガス拡散防止装置の自己診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-320274
公開番号(公開出願番号):特開平6-159160
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 燃料タンク内圧力を検出するタンク内圧力センサの精度或いは温度特性等の各特性のバラツキにより誤検出を行なうことなく、かつ、その燃料蒸発ガス拡散防止装置の検出精度を向上させること。【構成】 エンジン1に供給される燃料を貯えた燃料タンク7から、パージ管13を通してエンジン1の吸気側に燃料蒸発ガスを導き、燃料蒸発ガス拡散防止装置として機能させる。同時に、燃料タンク7内のタンク内圧力は圧力センサ11で検出され、検出時間を異にするタンク内圧力の最大値と最小値の差からなるタンク内圧力変化幅と所定の閾値圧力幅Po とを比較手段で比較し、前記比較手段の比較結果が前記所定の閾値圧力幅Po よりも前記タンク内圧力変化幅が小さいと判定されたとき、判定手段で燃料タンク7からエンジン1の吸気側に至るまでに異常があると判定し、警告ランプ17で警告を発生する。
請求項(抜粋):
内燃機関に供給される燃料を貯えた燃料タンクから内燃機関の吸気側に燃料蒸発ガスを導く供給通路と、前記供給通路中に配設された前記燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタ及び前記供給通路を開閉する開閉手段と、前記燃料タンクのタンク内圧力を検出するタンク内圧力検出手段と、時間を異にして前記タンク内圧力検出手段によって検出されたタンク内圧力の最大値と最小値の差からなるタンク内圧力変化幅と閾値圧力幅とを比較する比較手段と、前記比較手段にて前記閾値圧力幅よりも前記タンク内圧力変化幅が小さいと判定されたとき、燃料タンク側の密閉系異常と判定する判定手段と、前記判定手段で異常と判定されたときに警告を発生する警告手段とを具備することを特徴とする燃料蒸発ガス拡散防止装置の自己診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-318268

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